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アンソロジー。生きることを編んで生きる。

近藤康太郎さんー
朝日新聞社編集委員、
百姓のときは朝4時にでる。
漁師のときは朝2時にでる。
そしてライターです。

「三行で撃つ」の書籍に惹かれ、
きょうオンラインの講演を聴きました。
タイトルは「やりたい仕事をする方法」。

惹かれた著者の、語るお話って、
本と人の両面を感じられていつも楽しいです。

印象に残ったキーワードから振り返ります。

↓「三行で撃つ」についてはこちらでも書いてます

仕事の成果とは?
仕事の成果をあげる人間がえらい
ということが生きにくくしている

文章を書くことは、命を救うことである
それも生きながらえるための一つの工夫である


生きること
働くこと
書くこと。

命を救うこと。

ライターの話でも、百姓の話でも、
漁師の話でも、その一つ一つがつながってる
ことが、面白い。

そして行き着くところ、それぞれがどうという
話ではなくて、
「生きている、生きていく」お話でした。


働くのが楽しくて仕方ない。
最初からそうだったのか?
1987年に新聞社に入った。

社外で本を書きたかった。
だから、社内でトップをとっていた。
やりたいことのために。

本を書きたいというやりたいことのために、
本業をとことんやる。

順番が逆。二者択一ではない。
ところに近藤さんの魅力がある。

やりたいことを見つけることは普通ではない。やりたいことは、計画的には見つからない。

自分をネガティブにさせるものは、スッとよけていく。そうしないと、ナイスな瞬間はこない。

お話などの全ても、
偶然と人。

やりたいことを探すわけでもなく、
ネガティブなものもポジティブにする、
というよりも既にどちらにも
分け隔てがなくて、
すべてを取り込んでいる。

同時に、嫌なことは嫌、とはっきりしている。

Tomorrow is not my day
But tomorrow is anotherday


抜書き

するだけじゃなくて、
何度も読み返す。
書かないとダメ。
書いて読み返すと
何の関係もないものがビビッと電流がはしり
つながる。
おれが書こうと思うものはこれだ。
おれはこう書こうと思う。
それはだれもやってない。
本居宣長とアウシュビッツと。
3年経つと当たり前に、人生至福の時間になる
このアンソロジーはどこにもない。


さいごに、教えてくださったことです。

「引用」を多様されているお話がありましたが
引用はどうも、自分らしさや、人のお力を
借りてしまって書いている自分が本当に?
よいのかと思うことがあります。

が、それを編む
アンソロジーであることに
オリジナリティを追求する。

それが生きること。

近藤康太郎さん、ありがとうございました。
きょうもお付き合いくださり
ありがとうございます。

編むという生き方を知りました。

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