仕事の定義
私は、印刷会社の営業から行政書士へ転職しました。
一見、全く違う仕事のように見えますが、やっていることは当時も今も私の中では変わりがありません。
結局はお客様の課題や困りごとの解決のお手伝いをすることが共通しているからです。
本業の強みとして、それを印刷物を通じて解決することが当然多いわけですが、お客様が必要なものは自分で仕入れ先を探したり、自社で作れないものは協力会社を探したりしながら、多くの相談ごとに対応してきました。
今も、他の士業やコンサルタントなどの専門家の方に協力いただきながら、お客様の課題解決のために仕事をしています。
ただ、そこには当然核になる仕事があるわけで、私であれば、一般社団法人やNPO法人などの設立や運営に係るサポートが専門分野となり、その対応時間も当然多くなっています。
そんな時間の積み重ねが経験となり、また多くのお客様へのアドバイスの幅も広がっているように思います。
印刷会社の営業の仕事も、新人の時は知識も経験もなく、先輩に聞いたり、工場の人にいろいろ教えてもらったりしながら、そして多くのお客様に断られ、その失敗の経験と成功体験が積み上がり、お客様に貢献できる幅が広がっていきます。
このように、仕事というものは、お客様の課題を解決するという広い視点を持ちながらも、自分の専門スキルも同時に経験を積み上げていくもののように思います。
国会議員の仕事は何なのか?と改めて考えてみたとき、メイン業務は「国会に法律案を提出し、法律を制定すること」ではないかと思います。
与党の支持率が下がっているとの報道がありますが、野党の支持率は上がってきません。
反対や批判も大事かもしれませんが、そればかりやるのではなく、法案をつくるとかメイン業務を大切にすることが、信頼の第一歩のような気がします。
あなたの仕事は何ですか?
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