映画『スペンサー/ダイアナの決意』世界で最も孤独だったプリンセス・ダイアナ元妃が最後に決断したことは彼女の人生を変えてしまったのだろうか?
こんにちは!
映画や海外ドラマのブログを書いているアラ還主婦のミルク
です。
今日はこの秋に公開された映画『スペンサー/ダイアナの決意』を紹介します。
1997年、わずか36才という若さにもかかわらずパリで交通事故により命を失ったダイアナ元妃
いまだに彼女の死は謎に包まれたままです。
裕福な名門貴族のスペンサー家に生まれたダイアナでしたが、幼少期は決して幸せではありませんでした。
ダイアナが幼い頃に両親が離婚して彼女は母と別れて寂しい子供時代を過ごしました。
そんなダイアナが未来のイギリス国王になるチャールズ皇太子と出会って結婚します。
彼女が20歳の時でした。
チャールズ皇太子はその時32歳と12才差の歳の差結婚でした。
まさにプリンセスへのサクセスストーリー
私もテレビで結婚式を視聴しましたが、彼女の美しさと荘厳な結婚式には圧倒されました。
ウイリアム王子とハリー王子という二人のかわいい息子たちにも恵まれて外から見れば幸せな王室一家
そして輝きのオーラを纏ったダイアナ妃に世界中がプリンセス・ダイアナの美しさや優しさ、そして親しみやすさに熱狂します。
ダイアナと結婚してから10年経っても
チャールズ皇太子はダイアナと結婚する前からの恋人『カミラ』と不倫関係を続けていました。
20歳でチャールズと結婚したダイアナは幸せな家庭を築きたいだけだったのに、チャールズや王室が彼女に望んでいたことは世継ぎを生むことと公務をこなすことだけでした。
後にインタビューで ダイアナは『結婚生活に3人は多すぎるでしょ』と言っています。
そんな夫の長年の不倫に傷ついたダイアナ妃はストレスのせいで
過食症や自らの命を断とうとしたり精神的にも病んでしまいます。
20歳の女性が結婚に愛を求めることはとても自然なこと。
それなのに『結婚当初から愛はなかった』と夫から言われる辛さは誰にとっても衝撃的です。
チャールズと法的に離婚してから、ダイアナは心臓外科医のハスナット・カーンと交際していた時期もありました。
ダイアナとハスナット医師のラブストーリーを描いた映画も2013年に公開されています。
この映画では純粋に愛を求める孤独なダイアナが描かれていて切なかったです。
数々の映画のテーマに選ばれるほどダイアナの一生はとても謎に満ち溢れていて人々の好奇心を掻き立てる魅力があるのでしょう。
この映画『スペンサー/ダイアナの決意』はダイアナ妃が彼女の人生を決断をするまでの3日間を描いています。
『女王になりたいの?』と息子に問われるダイアナ
彼女は王位を取るのか?
それとも愛のない空虚な結婚生活にピリオドを打つのか?
両親の離婚を経験したことで傷ついたダイアナにとって息子たちのためにも離婚することは避けたかった。
しかし最終的にはとても辛い選択をしなければなりません。
そして彼女は離婚することが皆の幸せにつながるのだと信じていたことでしょう・・・
実際はあのような悲劇の結末を招いてしまったのですが
せめてこの映画では美しくて悲しいプリンセスの最後の決意を私はそっと見守りたいと思いました。
映画『スペンサー/ダイアナの決意』は2022年10月公開
ダイアナ妃を演じたクリステン・スチュアートはこの映画でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされています。
彼女はバンパイアと恋に落ちる『トワイライト』という映画のシリーズのベラ・スワン役でも有名な女優です。
ロイヤルファミリーはエリザベス女王のご逝去の後もますます注目を浴びそうですね。
Netflixではイギリス王室を描いたドラマ『ザ・クラウン』も配信中
"シーズン5" は まさに ダイアナとチャールズの離婚までの過程が詳細に描かれています。
貴重なお時間、最後まで読んでくださりありがとうございました。
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予告編
[トップ画像などはスペンサー映画公式サイト引用]