GANTZなSF映画論 (集英社新書)
2012年頃書いた読書感想文。
GANTZなSF映画論 (集英社新書)
ガンツは途中で読むのやめてしまったけど、奥浩哉の作品は20年以上前から読んでました。最初は中学生の時に読んだ「黒」っていう作品だったけど、めちゃくちゃ印象に残りました。
んで奥浩哉の映画論が新書で出たっつーことを聞き、とても興味深かったので買ってみました。
映画に影響受けてるだろうなーって思ってたけど、やはりそのとおりでした。ぱらぱらーと、その作品をあげていくと、
・ゾンビ
・BTTF
・ID4
・ブレードランナー
・ロボコップ
・アビス
・ダイ・ハード
・SFソードキル
・遊星からの物体X
・A.I.
・スキャナーズ
・トロン
・ジュラシック・パーク
こんなとこでしょうか。
なるほどなあと思うラインナップ。とにかくハリウッド映画が好きで、製作費が高いと言うことを重視してるそうな。そしてかわいそうな人に感情移入するって。確かに奥浩哉作品は巻き込まれ型の話がほとんどだからなあ。
とりあえずガンツが好きな人は読んで損はないと思うけど、コストパフォーマンスは悪いと思うのでご了承ください。
どうでもいい話。
前述の「黒」と「缶」っていう作品を実写映画化してほしいと望んでおります。今の技術ならいい感じに仕上がると思うんだよなあ。
「黒」はダークヒーローものとしてCGバリバリ、
「缶」はゾンビものっぽくCGバリバリ、
で、誰かやってくれんかなあ。
あと「糸」っつー作品はインディーズでも作れると思うんで、20分くらいの短編で誰か映像化してくれえ。