Face myself
電車の中で、
男子中学生は大勢の先輩?にはがいじめにされ、
泣き叫んでいました。
はがいじめにしている先輩は笑っていて、
いじめていることを楽しんでいます。
わたしは即座に立ち上がり、
その場に割って入るか、
車掌さんを走って呼びに行くか、
瞬時に判断します。
「車掌さん呼んでこよ!」
聞こえよがしに大声を放ち、
足早に車掌さんのところまで向かいました。
あの子をはやく助けなければ!
そんな、
夢を見ました。
なにやらリアリティがあって、起きてからも、もやっとしています。
かわいそうなあの男の子。
夢の中だったら、あの輪にのり込んでいってもよかったものを、
と思いながら。
まあ、でもただの夢よ、夢でしょ。
そんなことは忘れて、
今日は仕事の合間にセルフワークをするのよ。
土曜日、二ヶ月に一回のセラピーだったのだけれど、
今回はなんとなく自分の奥のほうでも、
「熟成案件」という予感がありました。
新しい部類の案件だと、
一回落とし込めばすぐにさっぱり解決するのだけれど。
(たとえば、あーちゃんを決死の覚悟で外に連れ出し、あーちゃんを恥ずかしいものではないというわたしなりの挑戦。その後、嘘のような奇跡のギフトが贈られた)
古い案件は熟成して澱がいっぱいたまっている。
ちっとやそっとの気づきでは、奇跡のギフトは訪れなくて、
代わりに「課題」のようなトラブルが起こったりします。
その日、
仕事の合間にワークして、導き出した言葉、
意味を置き換えた言葉は、
「○○の問題を、わたしは背負わなくていい」
でした。
背景がわかりにくいと思いますが、太字の、
「わたしは背負わなくていい」
だけ注目してください。
午後四時。
所用があってフレックスしました。
明石駅に降りたとき、男子学生の集団がいて、
今日の夢を思い出して眉間に軽くシワが入りました。
学生たちは、ただ笑ってじゃれあっているだけでした。
用事をすませて、焼き鳥屋の前(たまに行く)で、
男女がもめていました。
年齢層は五十代くらいか、
女性は真っ黒いサングラスをかけて日傘を手に持っています。
手に白いコンビニのレジ袋を持った男性のほうが興奮して、
抵抗している女性を何やら言いながらひっぱっています。
きた、これ(今日の夢が浮かんでいる)、
と思いながら、
゛さてわたしはどうするか?”
と考えながら、二人をじっと般若の形相で見ていました。
すると興奮Maxの男性が、
女性の腕をポカポカと二回、殴りました。
わたしは、咄嗟に、
行くべきか行かざるべきか悩みました。
そのとき、昼間やったワークの答えがふっとよぎったのです。
「わたしは背負わなくていい」
わたしのキャパを超えるものを、背負わなくていい。
そして、冷静に周りを見たとき、
通行人はたくさんいます。
恰幅のよい男性も数人、
いぶかしげに男女を眺めながら歩いています。
そうか、
わたしが飛び込んでいかなくてもいいのです。
それから三十分ほどして、
もめていた男女の存在も忘れて駅に向かっていたとき、
なんと、さきほどの男性が六人ほどの警察官に囲まれて、
なにやら熱弁していました。
あいかわらず腕には白いレジ袋を下げて。
何を話しているかわからないけれど、
誰か素知らぬ顔をして警察に連絡したのか、
焼き鳥屋の人が連絡したのかわかりませんが、
あとになって、
ああ、飛び込んでいかなくてよかった、と、
胸をなでおろし、六人の警察官に取り込まれいるシュールな光景を、しばらくにやにやして眺めていたのでした。
(サングラスの女性の姿はなし)
今週は本当に、
セラピー後のお試し課題が多くて、
四苦八苦した一週間でした。
決して100点じゃないけれど、
都度ワークして書き出し、自分に向き合い、
多少なりとも「ああそうか」と思えたことは、
リトルカイトも喜んでくれているのではないかな、、、。
Face myself
なるほど!
と全身で思えたとき、
見える現実はそっくり変わります。
新社屋へ向かうポートライナー。
わたしはとっても気に入っています。
神戸らしい港の風景が素晴らしいのです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました