未来のわたしに Memorandum❷
頭(顕在意識)が、
きちんと記憶できているのは、
三か月が限界なのかしら!?
三か月前と同じ過ちを繰り返している、、、笑
いやはや、ポンコツ大賞いただきの、
皆さまに、わたしの「リトルカイト」の嘆きを、怒りを、
共有させていただきたいと思います。
きっと、
「頭だけの自分で、決してわたしは成り立ってない」
と、なんとなくでもわかってもらえるかも。
今回も、
「海遊商事」のあーちゃんにレポートお願いしたいと思います。
あーちゃんの会社は、
この夏から「働き方」が一新されました。
仕事する場所を選ばない、
固定席を持たない。
テレワークもよし。
違う課の人らの隣で仕事をし、
会話をすることで、
偶発的なアイデアなどを得ることが主な目的のようです。
会話がしやすよう、カフェのように音楽がかかっています。
とは言うものの、皆が皆、この考え方にマッチして、
順応できる人も多くなく、
多数の人が良い席を求めるため、
朝早くから席とり合戦になったりしています。
あーちゃんは、昔から固定席が苦手だったので、
今の働き方は性に合っているのですが、
いかんせん出遅れると、
ハズレ席になるのが「デメリット」のひとつでしょうか。
※ハズレ席とは、人が密だったり、うるさかったり。
水曜日の朝、あーちゃんは少し出遅れて、
座る席をどこにしようかきょろきょろしていると、
デリバリーのエースが(あーちゃんの絵をちゃんと額に入れなさい、とアドバイスくれたもと美術商の人)、
「あーちゃん!隣においでよ!」
と、呼んでくれました。
エースのまわりはデリバリー系の人が多くて、
これまで敬遠していたのですが、
その日は素直に行ってみることにしました。
あーちゃんが席に落ち着くと、
まわりの人たちはウエルカムの雰囲気で、
あーちゃんを迎えてくれたのでした。
あーちゃんは、とても良い気分で仕事をスタートさせたのですが、、、
左後ろから、話声がずっと聞こえてくるのが気になり始めました。
声の主二人は、
繊維の専門分野の部署の人で、
以前から「ご意見番」と揶揄されている人たちです。
ご意見番とか、評論家とか、
そういった自分の意見を常に発信しているタイプの人たちです。
当然、聞こえてくるお話も、
「あのカフェのランチがおいしくて!」
なんていうご意見ではなく、
繊維にかかわることをずっと話されている。
仕事にかかわることだとしても、
あーちゃんはだんだん、イライラが募ってきました。
ご意見番め、モニョモニョうるさいんじゃぁ!
と、
なぜか異常に腹が立ち、
〝あれだけモニョモニョ午前中いっぱい話しているのに、
残業代つけてたら腹立つな”
とか、
〝課長に言おうかしら”
とか、
低レベルのぼやきを、エンドレスでつぶやいていました。
そして、
ふと、
気づきます。
「あ!しもた!リトルカイトや!わたし何した!?」
「モニョモニョうるさいんじゃぁ!ってリトルの苛立ちよね!?」
「わたし何した!?」
高速で考えたとき、
今回はすぐにいきつきました。
前の日のこと、
「未来のわたしにMemorandum」と同様のことです。
ひと昔前主流だった、ヒップハングのスキニーがクローゼットから
出てきました。
うわ、ひさびさやな、今日はこれはこう!と、
意気揚々にはいたのもつかの間、、、
その肉の感触がイヤで、
その日着た、赤いギンガムチェックのアウターを着た姿が、
太く見えてイヤで、
ずっと無意識に文句を言っていたのでした。
「ああ、これだこれだ!うるさかったよなぁ、わたし!」
気づいたことでまるで解決したように、
一旦はスッキリしたあーちゃんですが、
その後もご意見番たちに怒りの感情が残ったままなのです。
ずっと、苛立ちながらご意見番たちに頭は文句を言っています。
おかしい、
他にリトルに怒られるようなこと何かしでかしたかな?
いや、それ以上は思いつかない、、、。
ずっと考えて、
帰りの電車の中で、あーちゃんは「あ!」と気づきます。
うるさかった自分に気づいたものの、
その気づきをどう対処するか、反省するか、いかすか、
腹の底まで落としていなかったのです。
その気づきの瞬間、スマホにあわられたニュースの題名は、
「10キロやせたけど、毛が抜け落ちた」
でした。
あーちゃんは、
「いやー!」
と、声にならない声で叫びました。
痩せたいからって、毛が抜け落ちるのはイヤ!
癒せたいからって、ご飯が食べれなくなり病気になるのはイヤ!
あーちゃんはつくづく思いました。
おいしく、ご飯をもりもり人の倍、
おいしく食べれることの幸せを。
食べたいときに、おいしい食事がいただける最高の幸せを。
あーちゃんは泣きそうになりました。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
あーちゃんは、あーちゃんのリトルに語りかけました。
「また同じ失敗ごめんね。しっかりダイエットする!って決心するときまで、ぶつくさもう文句言わないね。ごめんね。でも、いよいよヤバイとき、決心つけたとき、リトル、一緒に頑張ってね」
そう潜在意識、リトルに話しかけた直後、
ご意見番たちへの怒りは、嘘のように消えてなくなっていたのでした。
あーちゃんは、
「ふえー!」
と言いました。
これまでもリトルにまつわるミラクルは、たくさん経験しているあーちゃんですが、一瞬にして消えたしつこい怒りに、驚かずにはいられません。
その後も、何度も何度も確かめるように、
「ふえー!」
と繰り返していました。
やはり、現実に起こることは、あーちゃん自身の問題の投影なのです。
以下、セラピーの先生がよく言われるアドバイスを当てはめてみると
あーちゃんの問題を見せるため、
●エースがあーちゃんを呼んだ
●いつも座らない席にあーちゃんは座った
●ご意見番たちがその日たまたま暇でうるさかった
というワールドにリトルがあーちゃんを招き入れた、
ということになります。
藤井風さんの「何なんw」。
リトルのぼやきがしっかりと紡がれています。
はい、すぐ忘れて肥溜めにダイブです笑。
藤井風さんは常に、
ハイヤーセルフをメインテーマに歌詞を書かれていますが、
一番わかりやすいのはデビュー曲のこの歌かな。
以後、どうとでも解釈できるテイストにスライドしています。
(個人的にグレースの歌詞好きです)
この記事を読んでくださった方々が、
少しでも置いてけぼりになっているリトルの存在に気づいてくれたらいいな。
そんな気持ちで書きました。
最後までご覧いただきありがとうございました☺
最後に、
昨日おいしくいただいたモンブランパフェです笑