基礎を固める食事について #2

「全ての病気は腸から始まる。」
Byヒポクラテス

皆さん、こんにちは。

前回は、私の朝食について掘り下げていきましたので、今回は、昼食から健康的な食事について考えていきたいと思います。

私の昼食は前回もご紹介した通り、休日以外は決まってスパイスカレーです。

私が前回から単にカレーと言わず、スパイスカレーと強調し続けているのか疑問に思われた方もいるかもしれません。それは、市販のカレールーには添加物や悪名高いトランス脂肪酸など、あまりにも危険が多すぎるからです。このようなもの(便利ではあるのでそれ自体は大変素晴らしいことではありますが。)を食べるくらいなら、カレーなど食べないほうが良いと言えるでしょう。

なぜ私がスパイスカレーにたどり着いたかというと、野菜は煮込むと細胞壁が壊れ、栄養成分が水に溶け出す。かさも減って柔らかくなり、生よりもはるかに食べやすくなる。といったことを、前田浩先生の野菜スープの本などを通じて知っていたからです。
(タッパーに野菜を入れ、水を張り一度冷凍して、自然解凍しても同じような効果が得られるので、私はその方法も多用しています。)

ならば、さらにその野菜スープをもう一段進めて、スパイスやハーブで、スパイスカレーにしてしまってはどうか?そう考えたことから、私のカレー道を追及しつづける長い長い旅は幕を開けました。

まずはスパイスを探そう。そう思った矢先、私が普段、サーロインのブロックなどを買う上で非常にお世話になっている、ミートガイさん。こちらのオンラインストアで運よくスパイスセットを見つけました。しかもなんとその数25種類ときています。これは買わない手はありません。もともと電動ミルサーが家にあったのでそれを利用し、スパイスを挽きます。

次に野菜です。こちらはその前から定期宅配などでお取り寄せしています。こうすることで、旬の野菜を食べごろのタイミングで入手できるので、非常に重宝しています。これは野菜にかぎらずですが、旬のものは、栄養が濃縮され、味もおいしく非常にエネルギーに満ち溢れています。作って下さる農家の方々に感謝し、皮なども余すことなくホールフードの精神でいただきましょう。ちなみにですが私はハートネットショップさん、ナチュラルハーモニーさん、ハミングバードさんなどを愛用しています。

最初のうちは、じゃがいもや里芋などがうまく中まで火が通りませんでした。そこで私は考え、前回ご紹介した さつまいもと同様、一度トースターで火を通して常温まで冷まし、冷凍しておくことを思いついたのです。

また、カレーの定番である人参も、冷凍すると栄養が高まるということで、届いたら食べやすいサイズに切り分けた後、保存袋に入れて冷凍しています。

これらは、熱々の状態まで熱せられた状態のカレーを冷ますのになかなか便利でした。解凍せずに、そのまま氷のように使ってしまうのです。(氷のように味が薄まることもありません。)冷めたら冷凍庫に入れ冷凍します。私流のカレーは継ぎ足しが基本なので、腐らせてしまわないような工夫が必要です。先ほどの人参と同様、玉ねぎなども冷凍すると栄養が高まるのでいいことづくめです。

最後に、これはフライパンなどにもいえることですが、長時間煮込む作業が必要な以上、どのような鍋を使って調理するのかも非常に重要です。テフロンなどは近年、その危険性が叫ばれるようになってきていますが、それ以外の調理用具にも注意が必要です。
リサーチの末、私は、ホーロー製やセラミック製がいいのでは、という結論に至りました。それ以来、グリーンパンさんのものを愛用しています。
(詳しくは、こちらにて解説しております。)


今回はここまでです。次回は、具体的にどのようなスパイスを使うべきなのかなどについて考えていこうと思います。お付き合いいただきありがとうございました。


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