全ての土台となりうる、睡眠について#4

こんにちは(こんばんはは、あえて言わないでおきます。)
今回は、2の食欲が暴走し、食べ過ぎてしまうことがよくある。について解説していこうと思います。

これって睡眠に関係あるの?と思われた方も多いと思います。ですが実は、関係大ありなのです。

まず、睡眠不足というのは、意志力の低下を大いに引き起こします。皆さんの中にも、良く寝られなかった次の日を境に、それまで継続してきたことをやめてしまった。または、我慢し続けてきたことが限界に達し、また始めてしまった。といった経験があるという方、いると思います。もちろん、私にもそういった経験はあります。ですが、それはごく自然なこと、恥じることは何もないのです。恥じるなら、睡眠不足の方にすべきです。

意志力の低下というのは、当然ながら、食欲が暴走してしまうことになりかねない重大な因子です。そんなものいくらでもでもコントロールしてみせるというマッチョな思考の方々もいらっしゃるかもしれませんが、常人にそれはとても無理なこと。常人の方々(もちろん、私も含めですが)は、食べない仕組み作りをしましょう。家に余計な食べ物や飲み物などを置いてはなりません。あれば今すぐ捨てましょう。もったいないと思ってはいけません。今すぐです!

とりあえず、これで仕組み作りは多少出来たと思います。ですが、私たちの身の回りには、コンビニ、レストラン、スーパーなど食の誘惑に駆られる魅力的な場所が無数にあります。(これ自体は素晴らしいことですが、今回のテーマにとっては大敵です。)これらの誘惑に抗うにはどうすればよいのでしょうか?そもそも、買うことができない程の貧困に陥ればよいのでしょうか?もちろんそういうわけには参りません。

実は、睡眠不足には、空腹ホルモンのグレリンの活性化、さらに、満腹ホルモンのレプチンの抑制化という憂慮すべき問題があります。簡単に言うと、食べたくてしょうがない上に、いくら食べても満腹にならない。といった事態に陥ってしまうのです。こうした事態に対処するには、実は、いっそ食べてしまうのが有効です。スマートな間食を我慢せずにしましょう。

間食についてですが、私は、サツマイモ、クルミ、茹で卵、冷凍ブルーベリー、グリーンバナナを特に推奨します。順に解説していきます。

サツマイモ、これは、不溶性食物繊維の宝庫です。(不溶性2:水溶性1でバランスよく食べることが肝心です。)さらに、ビタミンの宝庫でもあります。筆頭はやはり、サツマイモにのみ含まれるヤラピン。これには、非常に高い蠕動運動(腸の動き)活性化作用があるとされます。ただし、デメリットもあります。やはり、糖質量の高さです。蒸かした(焼くと高AGE食品になってしまうため。)のち、常温で冷まして食べましょう。レジスタントスターチが、血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。

次にクルミです。こちらは、腹持ちがよく、心疾患予防にも効果が期待できる、すばらしい食品です。ただ、メリットばかりではありません。カビ毒(アフラトキシン)や酸化、安価で質の悪い塩などの問題が、つきまといます。殻付きの生のものを選ぶのが賢明な判断と言えます。

本当は、栄養面から温泉卵(白身のみを加熱したいため。)と言いたいところですが、手軽にとなると、なかなか難しいと思います。そこで、ゆで卵の出番です。卵はビタミンと食物繊維以外を含む完全栄養食としばしば言われます。これだけでも、すばらしいことなのですが、中でも特筆すべきは、コリンです。なんと脂質代謝を促進してくれるといいます。これは今回のテーマとも重なる、重大な作用ではないでしょうか?1日2個食べる、たかがそれだけで最高の効果が確実に得られる投資なんて、他にあるとお考えですか?

ブルーベリー、こちらは言わずと知れたアントシアニンです。非常に高い抗酸化作用があります。デメリットは、農薬(海外産などはポストハーベスト)、先ほどのアフラトキシン、防カビ剤などの問題があります。
ですがご安心を。現地で急速冷凍されるものなら、防カビ剤など必要ありません。ですが万全を期すためにも、レインフォレストアライアンス認証(蛙のマーク)などがついたものを選びましょう。

グリーンバナナ、こちらも冷やし さつまいも同様、レジスタントスターチの宝庫です。1日2本食べましょう。
こちらのデメリットですが、先程のポストハーベスト、防カビ剤、遺伝子組み換えなどがあります。
ポストハーベストは、外来種の虫などが侵入しない様に、農薬を大量散布し虫などを殺し尽くす行為などです。
遺伝子組み換え、こちらは、新しすぎる技術のため、人体への影響がほとんどわかっていません。避けるのが賢明でしょう。そこで見るべきがPLUコード。9から始まる5桁、それがあなたを救う数字です。

大分睡眠からは、ずれてしまいましたが、それだけ食事は健康、睡眠と切っても切れないものということです。気をつけすぎの方が病気になるよ。といった言葉(あなたのことを思って言ってくれてる場合がほとんどだと思うので、もちろん、ぞんざいな反応をしてはいけません。)などに惑わされず、きちんとした食事を心がけましょう。もちろん、たまのチートデイは心の健康のために必要です。

今回はここまでです。ありがとうございました。次回もご覧下さると嬉しいです。

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