ボクがボクであるために
いちばん大事なこと。
それは、もしかすると
性別や家柄や出身校や勤務先や肩書きや年収や趣味や住んでいる場所
といった
あらゆる属性のフィルターを外して、
キミがキミである、
キミにちゃんと出会って
まずはそんなキミの話を聴くこと
なのかもしれない。
例えば新宿駅のBERG辺りでコーヒーでも飲みながら、ね。
それが今朝、昨日、あまりにもクタクタに疲れ果てて、急遽、泊まることにした職場の近くのビジネスホテルで、朝定食の鮭をつついていたボクの頭にふと浮かんだことである。
テーブルの右側にある大きな窓からは、いかにも秋らしい穏やかな朝の光が差し込んでいる。
ああ、そうか
これもまた、ちっぽけだけど、
あの
新しい朝
というヤツなのかもしれない。