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待ち剣の壁、突き刺さる剣先と向き合う稽古

バーサスというほどではありませんが……。今日は「待ち剣」について少し語らせてください。

待ち剣とは、自分から打たずに構え、相手の動きに合わせて打突する剣道スタイルのこと。特に跳躍力が衰えた高段者に多く見られます。もちろん、それ自体を否定するつもりはありません。しかし、ひとつだけ言わせてください。

剣先が脇に突き刺さって、痛いんです!

お願いだから、刺さないでくれ〜!

竹刀を抑えたり払ったりすると、「真っ直ぐな剣道をしなさい」なんて言われることもありますが……「ハァ?」となるのが正直なところ。でも、意図はわかります。気当たりを強くし、打突の機会を自分でつくりなさい、ということですよね。

はいはい、頑張りますよ!

そう思いながら、今日も稽古へ。結局のところ、どんな相手とも向き合い、自分の剣道を磨くしかないのですから。

それでは、いってらっしゃい!

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