【ドラフト】逆張りライターの1位回顧
前回、セ・リーグの1位指名を振り返ったことで筆者がいかに能無しかが露呈してしまった。
ただ、まだ1リーグの予想回顧が終わっただけ。
今回こそは全的中して体裁を保ちたいところである。
<予想に対しての点数評価について>
前回通り、パリーグの予想も点数で見える化していきます。
公言前に予想が終了していたため、最大で18点獲得できるシステムとなっています。
⇩以下システム ※あくまでも初回入札が一致したかを正誤とします。
⇩⇩お時間あれば、こちらの事前予想もご覧ください。
1.当日指名の全体観
パリーグは想定内の端の方を突いてくる嫌らしさを披露してきた。
正直、やめてほしい。
にしても、細野が3回目まで入札なしなのには少々驚き。
だんだんとコントロールのバリューが上がっているように思える。
加えて、同様に大卒選手の初回入札が本当に多かった。
セ・パともにゲーム差が開きすぎたために、すぐに使える選手が優先されたということだろうか。
2.各球団の指名予想と振り返り
(1)日本ハム
⇩私の予想と実際の結果は以下の通り
競合覚悟で西舘勇陽に入札するのは想定外。
ただ、近年の日ハムが競合を避け気味になりつつあることを考慮すると、1番人気になりかねない常廣・武内ではなく、西舘を狙うことは妥当な選択ともいえる。(別に西館が悪い投手であるわけではない)
それだけでなく、新庄監督が3年目の体制であることに加えて、主力投手が流出するとなれば大卒投手に入札するのは規定路線であっただろうか。
昨年のドラフトを含めた編成状況であれば高校生投手を補充したいところであったが、それ以上に考慮せざるを得ないものがあったということ。
この辺は個人的にアップデートしなければならない課題であった。
(2)西武
⇩私の予想と実際の結果は以下の通り
これは想定の範囲内。
平井のFA、佐々木・森脇の手術がリリースされて、より投手に比重が傾いたように思える。
ただ1軍の先発自体は枚数不足でないため、爆発力のある細野に行くと考えたものの、結果は武内。
後々考えてみれば、同タイプの若手左腕である羽田が控えているため納得。
もちろん野手も獲得しておきたかったが、2024ドラフトは大卒野手のコンテンツが豊富そうであるため、そこに期待といったところか。
(3)楽天
⇩私の予想と実際の結果は以下の通り
楽天も想定通り、安定感のある投手を求めていたという印象。
ただ武内の方が事前公言が多いことを理由に、常廣に入札したように見えた。
少し意外だったのが、上位をすべて投手で固めたこと。
2順目で、外野コア候補の宮崎(山梨学院大学)や長距離砲の廣瀬(慶応大学)、補充しておきたい二遊間系の辻本(仙台大学)が残っていたにもかかわらず投手を優先した。
これは、来季のドラフトは野手をメインで獲得していくという意思表示の表れなのかもしれない。
また、全体で見ると高校生が多かったため、首脳陣も本格的な再建に乗り出すということだろう。
来期以降も、高卒世代の獲得は続くかもしれない。
(4)ソフトバンク
⇩私の予想と実際の結果は以下の通り
やっと本命が当たった。
とはいいつつも、左腕がいないうえ、そもそも枚数が足りないとなれば武内に入札するのは容易に推測できる。
結果的には外してしまったが、その後の入札で前田悠伍(大阪桐蔭高校)を獲得できた。
ただ、近年のソフトバンクらしくないドラ1指名という印象を受けた。
この路線でいけば、ソフトバンクが黄金期を取り戻すのも遠い話ではなさそうだ。
さらに、2位で岩井(名城大学)、3位で廣瀬(慶應大学)、4位で村田(明治大学)というように獲得していった。
やはりここ数年のドラフト戦略とは全く違う、新たな一面を見れたように思える。
来季以降のドラフト動向が気になるところだ。
(5)ロッテ
⇩私の予想と実際の結果は以下の通り
自分の意思を貫き通せなかった、
なんとも言えない展開…
事前に3人の外野手をリリースしている時点で度会に入札すると思ったが、それでも左腕先発不足解消のために動くと考えてしまったのが仇となってしまった。
それどころか、来季1軍登板を見据えられる先発候補は誰も獲得せずと、非常にむず痒い展開になってしまった。
ただ、フェニックスで廣畑が先発調整をしていることなども考慮すれば、自チームで補えるという自信の表れなのだろう。
なんで自チームなのかって?
多分、FA獲得はないんでね(笑)
(6)オリックス
⇩私の予想と実際の結果は以下の通り
もう言うことないです、はい。
個人的にはオリJrだった前田に入札してほしかった。
それだけ、
というか、ここで対抗に挙げた東松を3位で獲得できるというのは、冷静に考えてどうなってるんだ。
3.まとめ
セ・リーグよりはマシです。
これで許してもらえませんか、次頑張るんで。
とまぁ色々あったが、今回1位指名を予想したことにより、球団ごとのチームカラーや方針を今まで以上に理解することが出来ました。
加えて、市場と獲得選手の傾向もある程度わかってきた部分があります。
見ている方がどうかは知りませんが、個人的には有意義な企画だったと思います。
来年こそは全部当てて見せますよ()
というわけで、ドラフト2023シリーズはこれにて完結です。
本当にお疲れさまでした。
そのうち、2024ドラフトと過去のドラフトについても書きます。
というわけで、今回はここまで。
それではまた次回、さいなら~