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教養としてのゲーム | 「ゼルダの伝説」から学ぶタイトルの付け方

『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』
発売されましたね!

ティザーPVで語られていた通り……

今回の主人公は
なんとゼルダ姫!

ということで、
びっくりポイントとして
語られていますが

シリーズが始まって35年
「ゼルダの伝説」
という名前にかかわらず、
主人公はずっとリンクでしたから

やっと正真正銘の「ゼルダの伝説」か!

とは思いました

そういえば
ゼル伝シリーズって、
「○○の○○」ってタイトルが多いですよね

実際どうなのでしょう?
代表的なタイトルを調べてみました↓

ゼルダ伝説
リンク冒険
ゼルダ伝説 神々トライフォース
ゼルダ伝説 夢をみる島
ゼルダ伝説 時オカリナ
ゼルダ伝説 ムジュラ仮面
ゼルダ伝説 ふしぎ木の実
ゼルダ伝説 風タクト
ゼルダ伝説 神々トライフォース & 4つの剣 (4つの剣+)
ゼルダ伝説 ふしぎぼうし
ゼルダ伝説 トワイライトプリンセス
ゼルダ伝説 夢幻砂時計
ゼルダ伝説 大地汽笛
ゼルダ伝説 スカイウォードソード
ゼルダ伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
ゼルダ無双 厄災黙示録
ゼルダ伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
ゼルダ伝説 知恵かりもの

ゼルダの伝説シリーズからタイトルを列挙

やっぱり、
副題も「〇〇の〇〇」
で統一されているものが多い

これは意図的っぽいですね

近作は英語のタイトルが多いですが、
和訳すると「〇〇の〇〇」です

トワイライトプリンセス→黄昏姫君
スカイウォードソード→天空
ブレス オブ ザ ワイル→野生息吹
ティアーズ オブ ザ キングダム→王国

このスタイルのメリットとして、
大きく2つあるかな…と思っています

①ゼル伝シリーズとしての象徴

➡ 「〇〇の〇〇」
これはゼルダらしさの象徴としたい、
制作者側の意図である可能性がありそうです

他作品の例として、
「のび太と」…とくれば「ドラえもん」
「嵐を呼ぶ」…とくれば「クレヨンしんちゃん」
の映画タイトルだな、と予想できるのと同じ狙いです

②略した時の読みやすさ

➡「トワプリ」「スカウォ」「ブレワイ」「ティアキン」
などなど、

日本人って4文字に略したがりますよね

スマブラシリーズを手掛けた
桜井政博さんも、YouTubeチャンネルで
「略した時の呼称を考えてタイトルを考える」
と述べていました↓

ゼル伝だけでなく、
他シリーズのゲームタイトルも
かなりの割合で統一されていると思います

ゲームだけでなくて、
なにかのタイトルを考えるとき、

お客さんにどうやって呼ばれたいか

を考えておくのも
一つのアプローチとして有効そうです

以上!

ここまで記事を見てくださり、本当にありがとうございました!
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