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「幸せホルモン、ちゃんと使えてる?」── 3つの物質で整える心のバランス
「最近、なんだか元気が出ないな」と思うことがある。
理由ははっきりしないけど、気分がどんよりしたり、イライラしたり。
こういうとき、私は「幸せホルモン」について考える。
オキシトシン、セロトニン、ドーパミン。
この3つのホルモンがバランスよく分泌されていると、人は心地よく生きられるらしい。
ちょっと整理してみよう。
① オキシトシン(愛情ホルモン)── 「つながり」で心がほっとする
オキシトシンは、「愛情」や「つながり」 に関わるホルモン。
誰かと一緒にいると安心したり、ペットを撫でていると心が落ち着いたりするのは、このホルモンのおかげ。
私の場合、オキシトシンを補給する方法は 「にゃんこ」 だ。
猫のふわふわした毛を撫でていると、不思議と気持ちが穏やかになる。
あるいは、趣味の時間を持つことも、オキシトシンの分泌を助けてくれるらしい。
「最近ちょっと心がギスギスしてるな」と思ったら、
誰かと話す、動物と触れ合う、自分が安心できる趣味に没頭する。
それだけで、少し気持ちが和らぐ。
② セロトニン(安定のホルモン)── 「生活のリズム」が鍵
セロトニンは 「心の安定」 に関わるホルモン。
「朝起きた瞬間に気分がいい」とか、「気持ちが落ち着いているな」と感じるのは、セロトニンがしっかり分泌されているから。
セロトニンを増やすのに大事なのは、「規則正しい生活」 らしい。
・朝、日光を浴びる
・適度に体を動かす
・よく噛んで食事をする
私は朝の散歩が好きなのだけれど、歩いていると確かに気持ちがすっきりする。
朝日を浴びながら歩くと、「よし、今日も一日やるか」という気分になれる。
もし「なんとなく気分が沈みがち」というときは、
ちょっと早起きして、ゆっくりお茶を飲むとか、散歩に出かけるとか、そんなことを意識してみるのがいいかもしれない。
③ ドーパミン(やる気のホルモン)── 使いすぎに注意?
ドーパミンは、「快感」や「やる気」 に関わるホルモン。
「これを達成したら気持ちいい!」という瞬間に、ドーパミンがドバッと出る。
現代人は、このドーパミンを 持て余している らしい。
なぜか?
それは、狩猟時代と違って、「ドーパミンを発散する場」が少なくなったから。
昔の人間は、獲物を狩ることでドーパミンを出していた。
マンモスを仕留めた瞬間、「やった! これで生き延びられる!」と快感を得ていたのだろう。
でも、現代ではマンモスを狩る必要はない。
それどころか、デスクワーク中心の生活では、体を動かす機会すら少ない。
その結果、行き場を失ったドーパミンが、「もっと刺激を!」と暴走しがちになる。
モンハンは「狩猟本能の再現」かもしれない
だからこそ、私は 「ゲームでドーパミンを消費する」 のもアリだと思っている。
たとえば 「モンスターハンター」。
あのゲームは、まさに「狩猟」をシミュレーションしている。
巨大なモンスターを追い、倒し、素材を集め、次の狩りに備える。
モンハンをプレイしていると、狩猟本能をちょうどいい形で発散できる気がする。
「現代における、ドーパミンの適切な使い道」と言ってもいいかもしれない。
しかも、2月28日に「モンスターハンターワイルズ」が発売される。
これは、現代社会に生きる人間にとって、絶好の「狩猟体験」になるのでは?
3つのホルモンをバランスよく使う
結局のところ、「どれか一つに偏りすぎるとダメ」 という話なのだと思う。
・オキシトシン(愛情・つながり)
・セロトニン(安定・リズム)
・ドーパミン(快感・やる気)
この3つを、バランスよく満たしてあげることが、健やかに生きるコツ なのかもしれない。
✔ 最近、人と会うのが億劫なら、オキシトシンが足りないかも。
✔ 気分が落ち込みやすいなら、セロトニンを増やす生活を意識してみる。
✔ ゲームや運動で、余ったドーパミンを発散してみる。
今の自分に必要なものは、どのホルモンだろう?
ちょっと意識するだけで、毎日の気分が少し変わるかもしれない。