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若手時代にやってよかったこと〜だから今がある〜

 「これがあったから成長できたな」

 そんなお話です。

 今は中堅と呼ばれる年齢になった私にも若手の時代がありました。

 私の簡単な経歴はこちらの記事に載っていますので、気になる方はぜひご覧ください。
 https://note.com/brave_godwit635/n/n9a0d5f525e11?sub_rt=share_b

 今回のお話は、小学校で講師として働いていた20代前半のお話です。

 今改めて考えてみた時に、若い頃にこれができてよかったなと思えることを集めてみました。

1.「子どもたちと遊ぶ」


 とにかく子どもたちと遊びました。

 子どもって若いだけで先生のことが好きです。

 しかも、その先生に遊んで貰えばさらに好きになってもらえます。

 若くて力もない頃ですから、好きになってもらうってことが何よりも大切だと感じています。

 先生が好きなら子どもたちは一生懸命やります。

 そういう環境を作ってあげるために、たくさん遊びました。

 休み時間はだいたい鬼ごっこをやってましたね。

 鬼ごっこだと男女一緒にできます。

 しかも種類もたくさんあります。

 ですから非常に遊びやすかったです。

 ただ、先生ってすごく子どもたちから狙われるんですよ。

 だから、ものすごく疲れます。

 今やったらヘロヘロでしょうね。

 若い頃にできてよかったなって思います。

 たまにやるサッカーが休憩に思えます。

 授業中も遊び心を忘れずに、楽しい時間を作ろうと工夫していました。

 生活などの比較的時間の自由が効く授業では、一緒に遊びました。

 折り紙や簡単な工作でも十分楽しめました。

 雪が降った日、管理職に許可をもらって外で遊んだのもすごく楽しかったです。

 行事でも他の学年がやらないようなことや、今まで見たことないものをやろうと積極的にチャレンジしました。

 それがハマった時の爆発力ってすごいんですよ。体育館が揺れるほどの歓声って子ども自信になります。

 こんな楽しいこと考える余裕があったのも、学年の先生に恵まれたんだなって思います。

2.「訪問授業」


 これ、本当にやりたくなかったです。

 すごい負担でした。

 今でもこの感覚は変わってないですかね。

 ですが、授業の力はついたと思います。

 別に今自分の授業に自信があるわけではありませんが、訪問をやる前と後では変わったなという感覚です。

 講師でしたので、教諭に比べると研修もありません。

 そんな状況でしたので、指導案を作って主任に見てもらうってのはいい勉強になりました。

 そして、授業当日、めちゃくちゃ緊張しますよね。

 本当これが慣れなかったです。

 でも、この経験が大きく成長させてくれたと思っています。

 人間、緊張する場面で頑張れると一気に成長できるもんだよなと今でも思っています。

 別に好きではないですが、今でも緊張する場面では「ここで成長できるぞ」と思って挑むようにしてます。

 ですが、今はもう訪問であっても若手の頃のように緊張しなくなってしまったんですけどね。

 そして、こういう時って先輩の授業も見られたりするわけですよ。

 若いころの私にはそれが刺激的ですごく楽しかったです。

 普段は見られない先輩達の本気の授業を見られるのは最高でしたね。

 出張ですごい先生の授業を見た時にも感動したことを覚えています。

 その記憶が断片的にでも残っているので、今でもアイディアとして浮かんでくることがあります。

 これも悲しいことに、中堅となってしまった今ではなかなか感動する授業に出会えることがなくなってしまいました。

 純粋な頃の若手時代の経験って本当に貴重だと思います。

 ですから、正直嫌だと思いますが、頑張ってください。

 ただし、これはあくまでも前向きになれる時だけです。

 仕事で精神的・肉体的に疲弊している時はマイナスにしかならないので、断る勇気も必要ですからね。

 このことについては、こちらの記事で話していますので、ご参考までに。
つらい時は休んでいい〜当たり前なのにできないこと〜|けーた先生@若手教員お悩み相談 (note.com)

3.「効率を求める」


 私は若いころから早く帰りたい願望が強かったんです。

 これは学生時代からそうなのかもしれません。

 帰ってからやりたいことがあるわけですよ。

 そうなるといつまでも仕事に時間使ってる場合じゃないですよね。

 ですから、比較的早く帰っていました。

 幸運にも一緒に組んだ学年主任が子育て世代ということもあり、早く帰ってくれてたので私も帰りやすかったのはありますが。

 朝出勤するときは「何時に帰れるだろう」「何時には帰ろう」そんなことを考えてから出勤していました。今も変わらないですかね。

 ですから、計画的に効率的に仕事を進めようとしていました。

 これも今と変わりません。

 そこで、私は意識して学年の先生と協力して仕事をするようになりました。

 人の仕事や学年の仕事を先回りして済ませておくことで、学年全体が早くなり、私も帰りやすくなるための行動です。

 一見遠回りのようですが、手伝うことでぐっと帰りが早くなりました。

 それに加え、責任ない仕事は積極的にやるようにしました。

 印刷用紙の補充、印刷室の整理整頓、荷物の移動等、誰がやってもいいようなものを率先して行いました。

 そうすると、急に仕事を頼まれることが減ります。

 若手の人を見つけて仕事をやらせるってよくありますよね。

 そういう仕事を頼まれる前にやってしまえば、帰ろうとしたときに声をかけられたり、そのあとのしゃべりに巻き込まれる確率がかなり下がりました。

 これも遠回りのようですが、結果として早く帰っていたので、非常に有効な方法です。

 プライベートの充実あっての仕事なので、この考え方は今も変わっていません。

 これが私が若手の頃に経験してよかったと思えることです。

 いろんな課題が山積みで大変だとは思いますが、ぜひ実践してみてください。プライベートにお金と時間をかけましょう。

最後に、YouTubeでも発信していますので、こちらもご参考にしてください。
けーた先生@若手教員お悩み相談 - YouTube



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