歌詞のあれこれ317 一刀研磨

二刀流には程遠い
だけど　自分自身を磨く
たとえそれが　一刀でも
守れるものがあるはずだと信じて
熱を帯びて　叩いて　叩いて　叩いて
真価を　真実を　刃にそえて

二頭追うものは一頭も得ずという
欲張りはいけないこと　でもね
好きなことがいっぱいの方が
人生豊かになる
食えることがいっぱいあれば
人生閉鎖的じゃなくなる

努力は続けていくしかない
それは　人にとっては無謀な道のり
ボクには無理かも
努力できる人しか辿り着ける境地
でも　でも　
諦めたくはないよ　むしゃくしゃな旅路でも

二刀流には程遠い
武蔵じゃあるまいし
だけど　ボクはもしかしたら
小次郎にはなれるかもしれない
長い　長い　長い　物干し竿に
鋭く　鋭く　鋭い　剣客者の目に

負けても負い目でも　戦うことが
できるなら　ボクは　ボクは　きっと　きっと
この場所にいる資格がある

一つのことができないのに
二つのことはできない

だから　まずは　一つに集中
それからだ　勝負をするのは

二つのことができる人は
最初からできたわけじゃない

だんだんと自分自身で調整をして
たんたんと自分自身を宥めて

成功を収めている

なら　ボクがやることは一つだけ
自分の長所を見つけ
自分の伸び代を研磨する

それしか　できないけど　やってみる
効率は度外視して　ぐちゃぐちゃに

二刀流には程遠い
だけど　自分自身を磨き続ける
たとえそれが　贋作でも
誇れるものがあるんだと信じて
熱を帯びて　叩いて　叩いて　叩いて
成果を　精鋭にのせて　刃にそえる

そうして　まだ見ぬ　まだ知らない
空の果てへ　無空へと　届かせるために

きっと　きっと　きっと