不登校児の成績表
10月の中旬、前期が終わる日、
担任の先生から連絡があり、
成績表を取りに来るようにと言われた。
4月から一度も登校していない長男の成績について、
すべて1という表記にしますか
すべて判定不能という表記にしますか
と事前に確認をされていた。
授業を受けた上での「1」と混同されても困るので、「判定不能」と表記をお願いした。(まぁ、本人はどちらでも構わないんだろうけど)
当日、いざ放課後の学校へ。
自分のものでもないし評価もわかっているのに
なぜか妙に緊張したりして。。
ちなみに担任の先生は20代後半くらいの女性で、何度も家庭訪問してもらっていてとても話しやすく、正直、今のこういう状態でもなければ担任とここまで打ち解けることもないんだろうなと思いつつ、いいひとでよかったなと心から思う。
成績表自体はさらっと渡され、受けられなかったテスト用紙や書類なども配布され、お願いしていた本も何冊か貸出ししてくれた。
※本については、長男の好きそうな分野(自然科学系)のものを図書館から貸出ししてもらえないかお願いしていた。今後、この本を通して少しでも学校との繋がりが持てたらいいなと思う。
そして肝心の成績は。
教科は予定通り「判定不能」。
ただ、驚いたことに、行動記録のなかで、
「創意工夫」欄に◯をつけてもらっていた。
「探究的な態度を持ち、進んで新しい考え方や方法を見つけ、自分の個性を生かした生活を工夫する。」
なぜこの欄が評価されたかはわからないけど、わたし自身、そして本人もとても驚いていた。
彼もたぶん何かしら感じるものがあったのではないかと思う。
次回の家庭訪問時には、行動記録の評価についてこっそり聞いてみようと思う。
長男の図書のお礼と彼の感想を添えて。
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