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ひんしゅくダイエット(自虐ネタ)

ココオル代表(丸田勝也)の中学校の同級生「ゆきわ」です。職業は養護教諭(保健室の先生)です。

過去の記事で、私が「同級生ネタ」と「弟ネタ」が得意だと書いたことがあるのですが、

「自虐ネタ」も得意です。

⬇この記事なんかは、同級生ネタ→弟ネタ→自虐ネタの三段構えです。

普通に生きているだけで自虐ネタがいくらでも勃発する私。今回は自虐ネタ一本でいきます。

職員会議で発言しそびれて


高等部だけで新設の特別支援学校に勤めたときのことです。

特別支援学校というと、スクールバスか、公共交通機関と徒歩による自力通学がほとんどだと思うのですが、この学校では地域性もあって、自転車通学を認める動きが出ました。

職員会議で、自力通学の指導を担当している生活指導部からそんな案件が出て、係の人は前向きに進めたいようでした。

若かった私は職員会議で意見というものを言ったことがなくて、どうしようかなと思っているうちに、その件は終わってしまいました。

心残りだったので、後で生活指導部のコワモテの部長さんに「あの…すみません、自転車通学のことなんですが」と声をかけて言いました。

「私は一般高校に勤めていたことがあるのですが、『登校時に自転車でころんだ』と言って保健室に来る生徒がけっこういました。天気が悪い日は多かったです。だから実はちょっと心配で…ヘルメットをかぶることを徹底するとかしていただけたら…」

すると部長さんは「そんなことは遠慮せずにどんどん言ってくれたらいい」と力強く言ってくださいました。

職員会議で発言すると


以来、私は職員会議などの大人数の場でも、自身の思い・立場・キャリアを大切にして積極的に発言するようになりました。

でも、何年かに一度は大失敗して恥をかきます。

あるときは職員会議で校長が無茶なことを言い出して、当然、反対意見が吹き荒れました。

「でも、校長はこれを通すだろう。そしたら先生方が嫌々やるのが気の毒だ」

そう思った私は、簡単に言うと校長の肩をもつ意見を言ったのです。

嫌な思いをした


うまく言えたらよかったのですが、うまく言えなかったということもあり、どのみち無謀な発言だったかもしれませんが、私はものすごく嫌な思いをしました。

しばらく職員室に入るのが怖かったし、食欲がなくなって、にわかに3キロぐらい減って、

「あっけなく目標体重達成」

とか

「名付けて『ひんしゅくダイエット』、
私にしかできない芸当でしょ?」

と自虐ネタにするしかありませんでした。

でも、発言したことは後悔していません。発言しなかったら、きっと後悔していたでしょう。

職員会議の後、私のことを気遣って話を聞いてくれる人、「勇気がある」と言ってくれる人、あの発言で流れが変わって、校長のビジョンに対する前向きな意見も続いたと言ってくれる人もいたのでした。

職員会議ネタは弟の職場バージョンもあります。


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