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ゴールに向かうお香づくり

ゴールに向かう手助けをしてくれるお香づくり

お香の出番が増えるお盆の始まりに、そんな体験へ足を運んだ。


29種類の香原料から、好きな香り、嫌いな香りを選んでいく。
何からできているのか原料名は明かされず、香りだけで選ぶ。

何の情報もなく、五感(この場合は嗅覚)だけで選ぶということ、最近はこんな選び方が少なくなっていたかもしれない。

自分の感覚だけが正解。

この時点からすでに「自分と向き合う」瞑想が始まっているようだ。


選んだ香りは、試し焚きをしながら仕上げていく。
ここに「嫌い」と感じた香りも混ぜてみると、「好き」だけの調合より深みが出たり、香りに変化が出たりと、本当にその人だけの香りになっていく。

まるで人そのものではないか、とも感じる。
自分で自分の嫌いな部分もあるよね、でもそれも含めてまるっと受け入れてこそ「わたし」なのだと。

そして、お香原料をすり鉢状に混ぜる体験も童心に戻るかのようで、ゴールに向かうために雑念を払う儀式なのではないか?とすら感じた。



そうして完成した香りはというと、一言で現すなら「透明感」

煙となって見えざる者になっていく、けれどそこに確かに在る
その過程を現し、見守ってくれているような
「香りではないお香」

完成後、選んだ原料一つずつについてカードをお渡し下さった。
お香として火をつけた時の植物の働きをキーワードにしたもの。

私は「地に足をつける」というキーワードが重なった。


見えざるものだけど、そこに確かに在る
ご先祖さまだったり、産まれた土地だったり
ルーツ(自分の土台)と繋がりなさいという香りなのかな、とそのキーワードを見て思う。


ゴールに向かうための土台(身体)づくりはスポーツでは基本ですもんね。

叶えたいことも自分が自分としっかり繋がる土台があってこそなのだな、と。

私はこれまで自分のことを後回しにして、他者優先な生き方をしてきた。
どこに行きたいのか?
明確なゴールも決めず、というより分からず、流れのままに。
それは自分と繋がっていなかったんだな、と気づく。

そんな私に一番必要なのは、自分の声を聴いて自分と向き合い、土台を創ることかもしれない。

選んだ原料の植物たちが、必要な答えを伝えてくれたのだ。


五感で選ぶものには、自分の本当の答えがある。
情報過多の時代だけれど、「五感で選ぶ」ということを意識していこうと思う。
ゴールに向かうために。


香りだけで選ぶ不安 
普段私たちは文字情報頼りに左脳に頼って選択をすることが多い。
“体にいいからこのお茶を飲む。”とか。
そこには、その茶の個性や個体差は関係なく事前情報のみで選んでしまう。
もちろん、その情報は大切だけど、それだけに偏りすぎている。

実物として目の前にある、個体差もある、そのもので選ぶ。
自分にとって、快か不快か何も感じないか。
そこから思考を発展させないで、それだけで選びます。

情報が少なすぎるし、比較もできなくて不安に感じることもあると思います。
潜在意識に直結していると言われている嗅覚のみで選んだお香は
今のご自身に必要な手助けをしてくれる事が多いです。

ゴールに向う手助けをしてくれるお香。
植物の寄り添い方は、素晴らしく潜在的にも顕在的にも分かっているけど、
動かない、進めない、そんなところに、そっと手助けしてくれます。

星の薫Instagramより



星の薰

ゴールに向かう手助けをしてくれるお香体験
主に兵庫県芦屋市にて開催


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RIE
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