伝えることはギフト 知られざる職を伝える大切さ
“エンバーミング”という職をご存知ですか?
20年前「死化粧師」という漫画で知った職業(エンバーマー)です
死化粧師連載当時
職場の先輩が26歳という若さで旅立たれた
お別れの時のお顔があまりにも美しく
旅立たれた理由からも
エンバーミングではないか?と感じました
参列された方は皆一様に
「綺麗やねぇ、〇〇ちゃん」
と声をかけながら最期のお花を飾っていきました
あんなに印象に残ったお別れはありません
エンバーミングという職を知らなかったら
元々美しい方だったので亡くなられてもなお・・・と
思っていたかもしれない
その美しさにより一層の涙を誘ったのですが
褒め言葉で送り出すという穏やかな最期に
こんなに素晴らしい職業があるのだな、と
死化粧師を読んでいたからこそ
美しい最期に感動し感謝できたのです
「死化粧師」執筆のきっかけは
著者の親友の葬儀で遺体の状況が良くないことを後悔し
その後新聞でエンバーミングを知り
早くに知れていればという想いから、とありました
知っているだけでとらえ方が変わる
知っているからこその選択ができる
「伝える」ことの大切さを
強く強く実感した出来事でした
それ以来「伝える」ことを大切にお仕事をしてきたのですが
早くに知っておいてほしいと
著者と同じような気持ちになる機会を頂きました
看取り士という職業を伝える
看護師歴20年の経験を活かした
日常を健やかに暮らすヒントとなる地域コミュニティ
美登里の健やか会さま活動ご紹介で
その機会はやってきました
代表 柳生 美登里さまは
看取り士としても活動されており
そのご紹介を一番左のメインとなる投稿内に作成しました
当事者にならない限り、
やはり生存本能がありますから
死について積極的に考えよう!
とはならないのが普通だと思います
ですが、こういった相談をできる方がいる!
それを知っているだけで救われることもあると思います
カフェ看取りーとの画像を作成していると
自分の死生観について考える時間になりました
私のような死生観の方は少ないのではないかと思い
カフェ看取りーとに参加したらこんな雰囲気かな?と
参考の一つになればと柳生様にもお送りした内容です
最期を考えることは
今を大切に生きることに繋がるんだ!と気付いたのです
日々の悩みがどれだけ小さいことだったか
どれだけ大切に生きていなかったか
ハッとさせられました
メールでこれだけの気づきと
気持ちを伝えたことで何かスッキリと
新たな気持ちで生きていこう!となり
癒しという言葉だけでは表せない不思議な感覚でした
きっと実際に参加して別の方のお話もお聴きすると
もっと今を大切に生きようとなるのではないかな?と思います
看取り士の活動でお伝えしている
「今を大切に生きる」ということが
美登里の健やか会の活動に繋がり
生きること(美登里の健やか会)と
最期(看取り士)と
表裏一体の活動をなさっているのだなと
終盤は感動しながら作成していました
看取るということについて
医療従事者さまの精神的な負担が軽くなるような
そんな存在にもなるのではないか、と感じました
看取りの場に出会う職業だからこそ
ご自身の生き方を問う瞬間もあると思います
この選択は正解だったのか?など一人で抱えているお悩みや
家族や友人には話せないこともお話出来る場となります
全ての人が最期、愛されていると感じて旅立てる社会を創る
看取り士の理念を知って頂くことは
医療従事者さまの生き方とお仕事にきっと活きるのではないかと思います
“想いをお話に来ました”
そんな理由のご参加も歓迎とのことです
医療従事者さまも大歓迎とのこと
話せないと思っていること、
想いを言葉にしてみませんか?
人生のたとえ99%が不幸でも
最期の1%が幸せならば
その人の人生は幸せなものに変わる
マザー・テレサ
※看取りステーション甲子園いちごは
2022年12月をもって閉所されます
看取り士としての活動を糧に
「美登里の健やか会」にて
健やかに“生きること”をお伝えされます
エンディングノートや
立腰体操などコラボイベントなど
日常を健やかに暮らすヒントが詰まっています
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