日本のへそからぶらりたび 海士町散策 春の隠岐神社編
今年も桜が散り周りの山は新緑に染まりつつある。
この時期になると僕は学校の給食で食べた笹餅を思い出す。
ふるさと兵庫を一旦離れて島根県海士町に住んで1ヶ月が経とうとしている。
海士町の名所で桜を楽しみすぎて、noteを書くのをサボってしまったことを心からお詫び申し上げたい。
今回は春を振り返る意味でも、海士町の観光スポットの一つ「隠岐神社」の春を紹介したいと思う。
隠岐神社とは
隠岐神社は昭和14年(1939年)の後鳥羽上皇没後700年を記念して創建された神社。
承久3年(1221)年の承久の乱で鎌倉幕府に敗れて隠岐に配流され、延応元年(1239年)に崩御した後鳥羽天皇が祀られている。
春の隠岐神社の見どころ
隠岐神社の鳥居と参道に咲く桜
春の隠岐神社はなんといっても、鳥居の近くと参道に多く咲き誇る桜には圧倒された。
後鳥羽上皇が桜を見ながら余生を隠岐で過ごしたのかと思うと過去の空間と対話しているような感覚に陥り浪漫を感じた。
酒を交わしながら隠岐神社でお花見をしていた人たちの姿も印象的だった。
友人がもし海士町に遊びに来たら隠岐神社は必ず案内したいと桜を見て思ったのである。
隠岐島綱引き大会
今年で隠岐神社外苑で行われる綱引きは35回目だったそう。
綱引き大会は昭和61年(1986年)に第一回が開催されたそう。
今では海士町の3大イベントの一つとして数えられるようになったくらいだ。
大会はリーグ戦を勝ち抜いたチームがトーナメントに進みチャンピオンを決めるというもの。
我ながらスポーツ観戦でトーナメントを見るとどこが優勝するのか気になりワクワクする。
実際に見てみると無言で真剣な眼差しで綱を引くという緊迫した空気が印象に残っている。
無言の中でもいろんな駆け引きが行われていると思うと面白い。ラストスパートで勝負をかけるところで気合の掛け声も迫力があった。
静と動、対極にある物を1試合で見れるのが隠岐の綱引き大会の面白みだと僕は思った。
大会前には各地区で練習したり、食トレをするチームもあると聞いて熱い戦いの裏も少し知れて新鮮だった。
春の隠岐神社を散策してみて
初めて隠岐神社を訪れてみて桜の参道の中を歩いたときに
神聖な場所だけどのんびりリラックスできたのが良かったと思う。
立派な建築物にもただただ鳥肌が立った。
夏秋冬とまた違った姿を見せると思うとこれからの季節が楽しみでいっぱい
そんな気持ちだ。
御朱印をいただくのを忘れたので次回は御朱印も集めたいと思う。
隠岐神社の位置
アクセス
菱浦港からバス15分、隠岐神社前下車
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