12.仕事とロジカルシンキング、ロジックを作り込むこと。
仕事について、最近感じたことを。
ITなどのシステム構築のプロジェクトにおいて
技術知識や実績経験は、ベースやバックボーンとして重要なスキルではあるが、それがある前提であれば、
(とくにリーダークラスやPMなど)
仕事の中で最も重要なスキルは、以下にだと思う。
・筋の通ったロジックを組み立て、説明相手にわかるように説明できるかどうか。
相手が顧客であれ、上司であれ、部下であれ、協力会社や下請であれ、説明しないといけない場はたくさんある。
Aに対する対策を打つにしても、Bに対する調査報告にしても、あるいはCというシステム提案にしても、その内容で十分なとものなのかを、説明するロジックを作る必要がある。
これは障害や作業ミスなど、マイナスの内容の報告の場合は、どこをつかれても、その原因分析や再発防止策で、ゆるぎないロジックで、これはこうだから、これで大丈夫なんです、と説明し切れるものなのか、ということになる。
逆算すれば、ロジックとして成り立つような対策でなければ、それでは不十分となるので、ロジック的に説明できる内容で、実際の対策を決めることが必要となる。(もちろん机上の論理だけではなく、現場の実効性としても有効でないといけないが。)
システム提案やシステム改善などのプラスの内容であっても、なぜそのシステムなのか、どう良くなるのかなどのロジックを考える必要がある。(技術的にどうよくできるかももちろんあるけど。)
説明のテクニック的なものもあるだろうけど、
基本的には、ロジックとして相手が納得できる説明内容となっているか、ロジックに矛盾や破綻はないかになる。
何か突かれると弱い部分があるなら、その理由付の回答を事前に用意したり、追加の調査や検証などしておくなども必要になるかもしれない。
でもこれがなかなか難しい。
逃げずに、ごまかさずに、あいまいにせず、
どうしたら納得できるようなロジックで、説明できるか、
もしそれが重要な提案や報告なら、深く突き詰めて分析検討する必要がある。
このことがしっかりできる人になれば、
顧客であれ、社内であれ、協力会社とであれ、
いろいろな説明に、なるほどという納得感のある説明ができるので、スムーズに仕事を進められる。
ちょっと自分は苦手だ。ロジック甘い。これはどうなのと言われて詰まってしまう。。。考えがたりない。
このあたりのスキルアップのために、
いくつかAmazonでその手の本を注文してみたり、
社内レビューの指摘を真摯に受け止めて、なんとかして
そうできるようにがんばろうとはしている。
今までの仕事でもいろいろとやってきたはずだが、
改めて考えると、あいまいなロジックやぼんやりとした内容になってしまうこともあったと思う。反省。
その辺がとても甘い。
お客様によってはそれですんでしまうけど、
だからいいのではないので、改善したい。
今後は、しっかりとそのあたりのロジック構築を
できるように、少しずつでもいいので、
進歩していきたい。