仕事に行きたくない朝に
毎日、仕事でいろいろな事があって。
なんとかして、がんばる。
普段の時は、多少のことも、
飲みに行ったり、お休みにのんびりしたりで、
リフレッシュする。
でも。
自分やチームのミスだったり、
タイミングの悪い不運が重なったり、
ピンチが続いてストレスフルな状態に
なるときが、たまにある。
切り抜けようと、ジタバタはする。
少しずつ、少しずつ消耗していく。
やる気とこころをすり減らして、
憂鬱な日々が何日も続く。
ある日の朝、ふと思う、、
こんなことのために
生きてるわけじゃない。
こんな仕事なんてクソ喰らえだ。
全て放り出してしまいたい。
と。
そんなとき気分を持ち直すための方法。
仕事に行く電車の中で、
自分の中で書き出した、メモを読む。
1つ目のメモ。
自分が本当に弱ってるとき用のメモ。
すべてに悲観し、本当にもうすべてが嫌で。
全てから逃れたい朝に読むメモ。
——-1つ目のメモ——
1.自分を知ること
・ありのままの自分を受け入れること。
・今のままの自分でよいこと、自分を変える必要はなく、
ありのままの自分で何の問題もないということ。
・幸せは自分の外にあるのではなく、自分の中にあるということ。
・自分のこころにわきあがる感情や想いを、
客観的に一歩引いた目で見てみること。
・なぜネガティブな感情(苦しみ、嫌悪、怒り、憎しみ、虚しさ、
無気力、等)が生じたのか。その根源的な原因を深く考えること。
・自分を愛し、自分を大切にすること。
2.相手のことを考えること
・相手や周りの人が、自分にネガティブな行動(嫌な態度、怒ること、
攻撃すること、高圧的、嘲笑、差別すること等)をとるとき、
なぜそのような態度をとるのかを客観的に深く考えること。
・相手の中にある苦しみが、その根源にあり、それを振り払うために
そのような行動をしていることに気づくこと。
・すべての人に対して、大きな意味での愛をもつこと。
・すべての人を愛し、すべての人をフラットに受け入れること。
3.すべてのことは移り変わること。
変化を受け入れること。
4.すべてのことはつながっており、
自分もその一部分だということに気づくこと。
5.他人との調和
・常に、みんなのためにどうすればよいかを考えること。
・自分の利益だけではなく、まわりのみんなの平和と平穏と
幸せのために、自分ができることをすること。
どんな難しいことであっても、争いや遺恨が残らないような
解決方法を模索すること。
・みんなのために自分が尽力することは、名誉や名声、打算や
出世や人から評価されたいためではなく、自分のこころの平穏のため、
自分の幸せのためであることを理解すること。
・みんなのためとは、単に相手に与えたり、自分が我慢したり、
周りの負担を自分が代わりに負うことではないことに気づくこと。
長い目で見て、相手とっても自分にとっても、良い解決策に
なるためにはどうすればいいかを考えること。
・みんなが幸せになれて、自分も幸せになれるために何をすれば
いいかを考えること。
基本的に、すごく心が弱ってるときは、
上記の1つ目のメモだけを読む。
2つ目のメモ。
これは少しまだ気力が残っている時に読む用。
あるいは、最悪の状態からは少しは戻ったときに。
本当はまだできるのに、さぼりたくて、逃げに入って
しまっている自分に喝を入れたいときに。
(本当に弱ってる時は、逆効果かもなので読まない)
-----2つ目のメモ-----
人生は戦いである。
どんなの状況で、どんな事が起きても、
戦う覚悟をもたないとダメだと気づくこと。
今、この瞬間から、
戦う覚悟をもつこと。
負けないと強い気持ちを持つこと。
世界は、弱肉強食だということ。
誰も、ただで自分によくしてくれる人はいない。
相手は自分の弱いことをいいことに、どんどんつけこんで
くるかもしれない。
どこからか救世主が現れて、問題を解決してくれることもない。
自分が、正しくても、正しくなくても、
生き抜くために、戦わないといけない。
自分の道は、自分できり開くより他ない。
今、ジャングルの奥地に、自分が放り出されたと考えよう。
生きのびられるかは、自分次第だ。
今日のご飯を得るためにどうすればいいだろうか?
明日も生き残るためにはどうすべきか?
自分の頭で考えて、自分なりの戦略で、
自分で勝ち取っていくしかない。
生きるためには戦うしかない。
それが人生の本質だと気づくこと。
戦いとは、
誰かを攻撃したり、傷つけたり、陥れたり、
することではない。
まして、戦争や殺し合い、奪い合いでもない。
戦うとは、生きていくこと。
仕事、学業、友人、家庭、恋人、結婚、子育て、趣味、娯楽、
生きることのすべてのことが戦いだ。
毎日のどの瞬間も、戦いであること。
どんな困難があっても、やり遂げる覚悟をもつこと。
どんな形であれ、解決策はあると、信じること。
覚悟を持ってやるとうまくいったとき、
それが足りなかっんだと気づく。
戦えば結果はどうあれ、うまくいけば自信になり、
うまくいかなくても貴重な経験を得る。
だから、今、立ち向かうと決意すること。
人生、負けないで、なにくそって、
やらないといけないときがあると思う。
でも、そう思えないくらいに、
身も心もズタズタになるときもある。
そのときは、ありのままの自分を受け入れて、
ただ、ここにいるだけで、それでいいんだと。
他人との調和や、みんなの幸せを願うことと、
人に頼らず、孤独に人生を戦うことは、
一見、矛盾するように見える。
でも、人に優しくできること、
みんなが幸せになる解決策を得ることは、
それがまさに戦うこと、戦っているから、
できることなのだと思う。
本当に仕事に行きたくない朝に、
このメモを読む。
少しだけ気分が晴れる気がする。
気休めだとしても、
それでやっていけるなら、それでいい。
そんなものなんだと思う。