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株主総会に参加してみた

西武ホールディングスの株主総会に参加してきました。あくまで個人の感想を書くにとどめますので、詳細の報告については企業のホームページ等を参考にされてください。

概要

西武グループ第19回株主総会
日時 2024年6月21日10時〜(受付9時開始)
会場 埼玉県所沢市くすのきホール
天気 雨

当日の流れ

受付

1階受付で議決行使権の用紙を見せ、ID番号の書かれたネームホルダーをもらう。

会場入り

入場時、出入り口で水が1本配布される。
会場に入ったら座席に着席。
600席ほど用意されているが、7割ほどの座席が埋まり、前方正面に1台ある大型モニターには西武グループの紹介映像が流され続けていた。

会場内のスタッフは若者からベテランまで様々な年代が配置されていた。服装はクールビズスタイルで今どきな感じである。

株主は老人多め、男性比率高めな印象だったが、若者や女性もチラホラ見受けられる。
株主の方の服装は、大体の人がスーツやシャツスタイルだが、ポロシャツやTシャツなどのラフスタイルの人もいるようだ。
傘の持ち込みは不可で、折り畳み傘はカバンの中へ入れるように促された。警備員も配置されていたし、安全対策の一環だろう。

総会開始

10時になると役員が入場し、総会が開始された。

今総会はインターネットで株主に対しライブ配信、メディアにも公開されており、会場外からでも閲覧できるようだった。
ライブ配信の際は、株主は顔が見えないよう後方から撮影されるが、質問発言時の音声は入場時配られたIDとともに公開されるとのことだった。
また、個人による写真撮影、動画撮影はNGと告知された。

審議の流れ

•映像で審議内容説明(20分程度)
•株主による質疑応答(1人2問まで)
質疑に対して担当の取締役が答弁を行う
•議決は一括して行う(拍手で採決)
•承認された役員の紹介

具体的な決議、質問内容はこの場では割愛する。

閉場

終了時間11時40分
トータル、1時間40分

感想

株主からは、鉄道、まちづくり、野球、経営手法などの質問がなされていたが、経営陣はどれもはっきり答えず、意見を参考にさせてもらう、という回答ばかりのように思われた。即答することの危険性を考慮してのこととは思う。

マンションの管理組合のような小規模の話し合いではなく、社会を巻き込む規模の話を聞けたのは意義のある体験だった。

株主の中には自分の言いたいことだけを押し付けてくる人もいたが、株主総会に参加する意義はこの質疑応答にあるのだろうな。経営陣に日頃抱えている不満や要望を伝えるまたとない機会なのだ。

また、野球に対する質疑の多さに、西武グループは西武沿線住人、西武ライオンズのファンが支えてる印象を受けた。

今回、初めて株主総会というものに参加してみたが、結果として良い社会勉強になった。
また機会があれば他の総会にも参加してみたいものだが、願わくば次の総会ではお土産が復活していますように。

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