パラレルキャリア君

本職は高校の公民科の掛け持ち非常勤講師です。労働所得だけでは限界なので株式投資に力を入…

パラレルキャリア君

本職は高校の公民科の掛け持ち非常勤講師です。労働所得だけでは限界なので株式投資に力を入れて、今は労働所得:金融所得が1:1まで成長してきました。日本株の長期投資の考え方や、特に初心者向けの教師という教える職業からの利点で丁寧に、具体的に、共に学べあえる場所を作りたいと思います。

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日経平均3万円超えを受けて

しばらくさぼってしまいました。 さて、3月決算のピークがほぼ過ぎました。 みなさん、持ち株の状態はいかがでしょうか? 私の持ち株も全般的によく、資産トータルも最高記録更新なので それはいいのです。 ただ、いくつか気になる点はあります。 一つ、去年と比べて、業績が少し下がり配当を下げる会社が少し出ています。 その分、売られて株価は下落します。 例えば三井倉庫 1株配当推移 22年:129円→ 23年:189円 →24年予想134円 どうしてもポートフォリオに加えたくて3月

    • コロナの急落後に得た実践知

      さて、リーマンショック以来の恐ろしい急落でしたが、株価の底を確認したら、動きは速いもので、投資家は買い注文を入れ始め、少しずつ上昇していきました。 私もこの段階で、現金を投入して、買えるだけ買っていきました。 といっても大した額ではないですし、前号の藤野さんのようにマーケットが崩れる前に換金して、底までじっと我慢して、底を確認したら初めて一気に大金を投入しないといけないのです。 本当にいい学びでした。こういうのはいくら本だけで学んでいても効果はなく、自分の生きた金を投入し

      • コロナ直後の日本株の風景

        さていよいよ、2020年3月の株価急落の話です。当時のマーケットの状況を少し遡ってお話しします。コロナウイルスはご存じの様に前年の12月に中国武漢で発生し、既に大きなニュースになっていました。 ただ、株式市場にはそれほど影響はなかったのです。では日本株式市場が崩れるきっかけは何か。それはアメリカの株式市場の暴落です。中国だけの限定の病気ととらえていたのが、アメリカにも広がり死者が出始めて、株価が下がり出すのです。 株式市場は、不確定・不確実な要素を嫌うのです。プロがまずは

        • コロナ前までの私の株式投資の思考

          さて、前号では自覚して株式投資を始めるところまで話をしました。 配当総額は、2017年に約34万円、2018年に約74万円、2019年に大台の約103万円とコツコツ、株を買い続けていきました。 もちろん、配当収入(インカムゲイン)に加え、持ち株に材料があって急激に上昇して利確したり、TOBになったりして、売却利益(キャピタルゲイン)もありました。というよりこちらの利益のほうが大きく、 自分の資産アップに大きく貢献してくれました。 TOBやキャピタルゲインの考え方は、また別

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          株を始めて・アベノミクス以降全力で

          2000年代前半にミニ株や、外食中心の優待株を少しもっていたことは前回お話した通りです。 あと、それ以外に同じころ、さわかみファンドを20万円程度購入していました。今は運用の責任者から外れていますが、創業者の澤上さんはスイスのファンドマネージャーを経験したのち、日本で個人投資家のためにファンドを立ち上げた方です。(興味あればお調べください) 毎月のレポートが本当に参考になりました。どの銘柄を、どれ位の価格で購入したか、具体的にしらせてくれるのですから。 今は手数料が安いフ

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          株主優待に出会って10数年

          前回の続きです。最初はミニ株を少し買って基本的に放置でした。 そのあと、表題の株主優待というのを知り、当時は独身で、食事代のたしになればという感覚と、あとは食べることに興味があったので、外食産業の株を買い始めました。 この頃に買って今も持っている代表的な株にマクドナルドがあります。 私の買値は何と驚く株価1905円×100株ですから、約19万円程度で購入しているわけです。 今の株価、どれくらいかわかります? 何と連休前の5月2日の終値で5730円です。 私の買値まで、倒産危

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          私が初めて株を始めた20年前

          はじめまして。今日は私の株との今までの関りをお話ししたいと思います。 今からおよそ20年ほど前、当時の日本株は一単元が1000株など、個人投資家には最初の資金を用意するのが大変な時代でした。そのため、株をするのは 中高年を中心とした資産家が中心で、ネットもない時代ですし、証券会社の店頭か電話での注文取引で、当然手数料も高い時代でした。 私は10分の1の資金から始められるミニ株から少しずつ買うことにしました。といっても、今のようにその会社のファンダメンタル分析やテクニカル分

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