とりほ

兄弟全て流産死産、息子死産(後期流産)、娘無事出産、もう1人流産を経験している人が考えていること等をつらつら書く予定です。書くことは気分によるので順不同。

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兄弟全て流産死産、息子死産(後期流産)、娘無事出産、もう1人流産を経験している人が考えていること等をつらつら書く予定です。書くことは気分によるので順不同。

マガジン

  • 後期流産、死産判明直後の人へ

    後期流産をした自分の経験から、とりあえず必要と考えていることを書いています。

  • 下の子を流産死産した人へ

    既に生きている子供がいる人、弟もしくは妹が流産死産になった人向け

  • 毒親関連

  • 経験談

  • 流産死産をした人へ

最近の記事

  • 固定された記事

改めて自己紹介

noteを始めてからそれほど時間は経っていないが、書きながら気づいたことや自分の情報について補足した方が良さそうだと思った。 最初の自己紹介に妊娠出産遍歴を書いている。 基本の自己紹介●出身地・居住地 地方出身関東在住。大学時代から関東。 プライベートでの話し言葉は基本的に方言。 ●職業・専門分野 基本的には工学系の研究だけれど少し特殊。 医学や法律は専門外なので、正確なことは書けないし、自分の専門分野に関することはnoteに書かないので、残念ながら専門的なことを何一つ書

    • 認知症気味の祖母が死産した息子に言及したかもしれない話

      忙しかったため、なかなか更新することができなかった。暇になったわけではないが、気になるネタができたので久しぶりに書く。 所々に毒親に関して刺々しい文章がある。 背景流産死産した子を蔑ろにできず、周囲の人にその子達をいないように語ったり、いないように扱われるのが辛いという話をたまに聞くことがある。 本件は少し違う話である。母方の祖母について自分にとって複雑な思いをする出来事があったので書く。 経緯3年前からの少し長い話になってしまう。 自分の妊娠経歴については最初の記事と今

      • 初期流産の後日譚 -不育症に関する話あり-

        忙しかったためになかなか書けなかった。前回の記事のその後の話である。 背景前回の記事で、何かあれば加筆等するかも、と書いた。1つの記事に書けるほどの話があったので書くことにした。 あくまで一例と捉えてほしい。 自然排出翌日からの症状腰痛・腹痛 腰痛がひどかった。4、5日続いたと思う。ひどすぎてたまにハイハイで移動していた。 腹痛もあった。自然排出開始日よりも痛みが強く、後陣痛に似ていたと思う。一瞬の妊娠だったのに子宮は大きくなっていたらしい。 出血 自然排出が始まっ

        • 3回目の妊娠で初期流産した話

          標記のとおり、つい先日人生3回目の妊娠をして、すぐに流産した。妊娠遍歴を更新しなければならない。以下の通りになった。 <妊娠遍歴> 2021年 妊娠①、死産(後期流産) 2022年 妊娠② 2023年 無事出産 2024年 妊娠③、初期流産 特にイレギュラーなことは起きていないと思うが、誰かの参考になるかもしれないので、どのようであったか書く。 病院にいた他の妊婦さんについても言及する。 前提以前にも書いた記事や上記にもある通り、私の兄弟は全て流産死産をしており、私自身

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        マガジン

        • 後期流産、死産判明直後の人へ
          3本
        • 下の子を流産死産した人へ
          3本
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          6本
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          22本
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          13本

        記事

          小ネタ集③

          1つの記事に書くほどではない話をいくつか。 趣味多め。ネタバレはしない。 最近観た映画① ゴールデンカムイ元々私は原作ファンだ。漫画の実写化は当たり外れが激しいのでそれほど期待していなかったのだが、評判が良いので観に行くことにした。 結果、とても良かったし、あまりのクオリティの高さに驚いた。キャスト陣がほぼ原作のままのキャラクターの見た目と表情と動きをしている。実写ではやらないだろうと思っていたゴールデンカムイ特有の描写をしっかりとやっていく。現実的にできない描写も技術で撮

          小ネタ集③

          毒親予防

          普段の妊娠出産の話からそれてしまう。本記事は自己紹介で書いた抱負とは少し趣旨がずれる。 毒親を避ける話ではなく、自らが毒親にならないための話である。 背景実の両親のことを書こうと思えばキリがないくらいたくさんの不快なエピソードがあるが、書くつもりはない。毒親という言葉に不快感を持つ人もいるだろうし、そういった人達には私の実の両親の話は刺激が強すぎると思う。そもそも親を悪く言うと大概悪い印象を持たれると考えているので親の話を人にする機会は少なく、親の話をするのは慣れない。似た

          毒親予防

          生理用品について

          小ネタ集で書こうかと思ったけれど、本件については語りたい内容が多い。とりあえず書いてみる。 背景以前、紙ナプキンを使用していないことを書いた。もし普通に紙ナプキンを使っていたら、生理痛は重い方なのかもしれない。 今の私は生理痛が少し重いくらいだと思う。子宮筋腫が影響しているかもしれない。ただ、思春期の方がかなり重かったと記憶している。段々と軽くなって、今は1日目と2日目だけ薬を飲んで問題なく生活できる程度である。調子が良ければ薬も飲まない。 今までの人生では、まだまだ紙ナ

          生理用品について

          小ネタ集②

          1つの記事に書くほどではない話をいくつか。 ②を書けるまでのネタがあった。 人工子宮とうとう機動戦士ガンダムSEED FREEDOMが公開されるので、、、 つわりがひどいときに、早く人工子宮を開発、実用化してくれ、と本気で思っていた。つわり解明か人工子宮開発どちらが先か、と考えていた。 つわりの原因については最近解明に近づくような論文が出たらしいことをネットニュースで見かけた。早くして、良い薬を世に出してほしい。 人工子宮については運用について様々な問題が出てくることがあ

          小ネタ集②

          流産死産後の仕事関係者への対処について

          背景いきなり知人の暗い話。 娘の産後しばらくしてだったと思うが、知人が流産したことを聞いた。初期流産だったらしい。さらに、悪い言い方をすると、その後の職場での対処をしくじってしまったそうだ。詳細は書かないが、上司に恵まれず、さらに本人も悪い方向に進んでしまったようだ。 最近この知人を思い出して、仕事復帰後のための対処は実は重要だったのではないかと気付いた。 個人の考え方や職種・職場にもよると思うが、いずれにしろ流産死産後の仕事復帰は不安や緊張があると思う。息子を死産した私の

          流産死産後の仕事関係者への対処について

          小ネタ集①

          1つの記事にするほどではない話をいくつか。 ナンバリングしているが、②以降を書くことになるかはわからない。 暗い話が多い。 急に流産死産経験を問われる話日常生活で流産死産経験について問われることはそれほど多くないと思う。しかし、再び妊娠した場合はそこそこの機会がある。多くの場合は流産死産経験というよりも妊娠出産経験を問われているのだが、無事に産まれたかも同時に問われることが多い。自分が思い出せる範囲でこのような機会について書き出してみる。 ●婦人科の初診問診票 生理周期

          小ネタ集①

          2回の妊娠の合間の体調の話

          背景息子死産後については、いろいろ遊んだことの方が記憶に残っていたので、それらについては書いたが、当時の身体の調子を書くことは少し前まで思いつかなかった。 つい最近ようやく妊娠前の身体に戻ってきた感覚があった。そこで息子死産後はどうだったか思い出してみた。特別悪いことはなかったが、色々あった。 これから先にまた妊娠することができるのか、それはいつになるのか、妊娠前の状態に戻ることができるのか、と自分の身体に対しての不安な気持ちがかなり強かった気がする。同じ思いの人は多いと思う

          2回の妊娠の合間の体調の話

          複数回出産を経験することに関する小話

          本記事には『新機動戦記ガンダムW』のネタバレが含まれている。これから見る予定や見る可能性があり、ネタバレが嫌な人は読むのを控えてほしい。むしろ、申し訳ないが、知らない人には何が書かれているのかわかってもらえないと思う。ただ個人的に書きたくなっただけのくだらない話である。 背景ある日、夫の友人の奥さんがちょうどそのとき陣痛中である旨を報告された。 少し脱線するが、毎日が誰かの誕生日だというのなら、いつでも誰かが陣痛中と言っても良さそうである。全ての人が無事に終えられるのを願

          複数回出産を経験することに関する小話

          自分と少し似ていると思った本の紹介

          Amazonのブラックフライデー中に、kindleで買いたい本があった。どうせ期限切れ直前のポイントで購入するし、まとめて買うとたくさんポイントをくれるからという理由でさらにkindle本をたくさん購入した。 その中の1つを紹介したい。 購入のきっかけ私は流産や死産に関して比較的ドライな考え方をしていると思う。 息子を思い出して辛いときに何か良い読み物はないかと流産や死産をテーマにした書籍を見てみたことはあったものの、鬱々としたタイトルだったり、落ち着いた表紙のものが多く、

          自分と少し似ていると思った本の紹介

          最近気になったこと(ただの日記のようなもの)

          つい先日あった日常の話だが、小説であればこれから事件が始まるようなシチュエーションに遭遇したと思っている。 noteで書きたいことから趣旨がかなりずれるが、気にかかって仕方がないので、自分の頭から追い出すために書いてみる。 遭遇した事象から、考えられる事情について検討、不自然な点を洗い出し、事象の裏事情(?)について推測したい。 1 事象私は娘とアウトレットモールに来ていた。昼間ではあるが、平日のためかなり空いている。途中、自分の体調が悪くなり外の日陰にあるベンチに座って

          最近気になったこと(ただの日記のようなもの)

          産後に作ったものの話

          息子を死産した後に久しぶりに手芸をしたことを以前に書いた。息子の産後に作ったものと娘の産後に作ったものをそれぞれ一部紹介する。 生業にしているわけではなく、各レシピや型紙は人に見せられるようなレベルのものではないので載せない。ご容赦いただきたい。わかりやすいものを上げている方達がネット上にたくさんいらっしゃるので、気になったら調べてほしい。 息子を思って作ったもの、次の妊娠に向けて作ったもの、娘が使うものなど、当時自分で作ったレシピを改めて見ると、思いの外かなりの量があっ

          産後に作ったものの話

          【閲覧注意】個人的な天使問題

          標記について書くかどうか迷った。 流産死産を経験した人の感情を揺さぶらずに淡々と読めるような記事を書こうと他では心がけているつもりだが、本記事ではできない。タイトルも良いものが思いつかず、直接的な言葉を選んでいる。 私の考えを知ったら心の拠り所をなくしてしまう人もいるかもしれない。タイトルからそうなる可能性があると思う人は読まないで。ただ、流産死産後に無事に出産した人及び流産死産をした人を慰めようとしている人には少し読んでほしい。 自分が流れる側になる可能性が高かった人は

          【閲覧注意】個人的な天使問題