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noteで得られるカタルシス

とんねるずが29年ぶりに武道館ライブをしたというニュースが目に入ってきました。とんねるずってすごく不思議なコンビだなと思っています。めちゃくちゃ器用。なんでもできちゃう。

そのライブ映像の中で歌っていた「一番偉い人へ」

1992年発売らしいですね。そんな古いのかこの曲。
私はだいぶあとになってからこの曲に出会いましたが、ただのお笑い芸人だと思っていたとんねるずが(失礼)、こんな情緒揺さぶる曲を歌うのか、と衝撃を受けましたね。本気がこもったその歌詞とメロディにグッと心を掴まれたものです。(歌詞は秋元康さん。今知った)

一番偉い人へ
俺たちは 今何をするべきか
心にもどかしい カタルシス
一番偉い人へ
俺たちは 今何をするべきか
どこかで忘れてた もっと大切な何かを
教えてくれ

一番偉い人へ(1番の歌詞より抜粋)‐ とんねるず


カタルシスっていう言葉が出てきますがこの言葉、昔は意味もわからずかっこいいなと思っていました。あらためて調べてみると大体こんな感じの説明がされています。

カタルシスとは、哲学や心理学における「精神の浄化」のこと。無意識の内に抑圧されている、過去の苦痛や恐怖、罪悪感をともなう体験、そのときの感情などを、言葉で外に出すことによって、不安や不快感などを浄化することを指す。

ビジネスにおいても、心の緊張をほぐす手法として活用されることがある。意識・行動変革を目的とした研修などでは、自分自身についての気づきや抱いている気持ちを同じグループのメンバーに語り、内面を解放することで、カタルシスが起こることがある。

本を読んだり映画を見たりすることで自身の感情を整理し、折り合いがついたときに得られることもある。

カタルシス=精神の浄化だそうです。
精神の浄化って書いちゃうとやっぱりちょっと宗教チックに感じてしまってやや抵抗があるのですが、要は安心感や心のゆとりを取り戻すってことかな。

「無意識の内に抑圧されている、過去の苦痛や恐怖、罪悪感をともなう体験、そのときの感情などを、言葉で外に出すことによって、不安や不快感などを浄化する」のがカタルシスであるならば、まさにnoteを書くことがそのままカタルシスにつながりますね。書くことは伝えることであり、伝えるためにはきちんと考えを整理して吐き出す必要がある。これがカタルシス=精神の浄化につながるのだとしたら、noteって、もとい「創作」ってすごい。

ちなみに個人的にはネット上に何かぐちぐち書くのは好きではないです。でも不満がない人間など存在しないわけで、私も人並みに文句も不満も愚痴もあります。そういうものは愚痴や悪口のまま書き出すのではなく、それを外野から見た時にどう見えるかという視点で考察します。ただの不満は人を嫌な気持ちにさせるけど考察してしまえばそれは学びだ。

とんねるずのあの曲からこんなことまで思考してしまった。
あれ、モヤモヤとれてすっきりしたかも?
noteで実感するカタルシス。どんどん利用していこ。

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