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帯までまるごと愉しむ読書

ベッドサイドの一軍BOOKたちを愛でつつ整理整頓中の みさと です。
おはようございます。

最近本のことばかり書いてますが、今はそういうブームのようです。ぜんぜん飽きがきません。最近は新刊で買うことも多いですが、私はいろいろなものを乱読したい。なので中古本に走ることも度々。

職場の近くに割と大きめのブックオフがありまして、お昼食べるのそっちのけで本を求めて行く、なんてのもよくやります。恵まれすぎだ。
最近はメルカリもよく利用してまして、ここで「おすすめ」に上がってきたから出会えた本もたくさん。おすすめ機能考えた最初の人って誰でしょうね。最敬礼でお礼言いたいです。

で、中古で買うときの話なんですが、大事にしていることがあって

折れ・汚れのないもの
書き込みのないもの
帯がついているもの

この3条件が揃っているものの中でなるべく安価なものを探すのです。
折れとか汚れ、書き込みは皆さん気にするだろうなとは思うのですが、私のこだわりは「帯があるかどうか」。絶対あってほしい。しかも帯って、重版の度に変わったりするじゃないですか?私は書籍編集出身ではないので細かいことはわかりませんが、たぶん刷る度に変わっていますよね。この、帯まで全部愉しむのが、紙の本の醍醐味だと思っています。


たとえば、私のこのイチオシ本

The シンプル!これはこれで素敵



初版の帯アリがこちら

めっちゃ気になる。読みたい。一気にジブンゴト


著者や担当編集の方のただならぬ情熱が伝わってくるでしょう。この熱っぽさが好きなんです。表紙で伝えきれなかった想いをこれでもかというほど載せてくる。めっちゃおもしろい。
それと、見た目にも影響ありますよね。帯があることでその色が足され、全体として見たときの印象が変わります。本が洋服着替えてるみたいでおもしろいなぁ。

ちなみに中古で探すとき、同じ書籍で違う帯のものがあると、私はしばらくうんうん悩みますね。どっちの方が好みか。もうこれは相性の問題ですが、どっちの本を連れて帰りたいと思うのか、くそ真面目に悩みます(中身同じ本のくせに)。こういうこだわりって、もしかしたらそんなに意味ないのかもしれないけど、私はこのわくわく感がたまらなく好き。帯で伝えたいことってのはその本の(=著者と担当編集の)核心だと思うんです。そこにビビっときたならば、もうそれは悩まず買って帰ったほうがいい。積読になろうがいつかきっと読みます。


帯には、タイトルで表現しきれない想いがのっている


ちなみに帯のある本は読むときその帯がちょっと邪魔になっちゃいますよね。だから透明ブックカバーを取り付けるのが私流です。本それぞれの手触りも楽しみたいけど、最初に透明カバーつけておくと汚れや折れもある程度防げるので良いですよ。表紙さわりたいときはその時だけ外します(笑)
そういえば昔は布製のブックカバーをつけて読んでたけどいつしかやらなくなったな。布製のもいいとこありますけどね。ものによっては本の端が折れやすかったりするのでちょっと遠ざかってました。あれはあれで気分上がるのでまた取り出してこよう。

いま、同時並行で読んでいるものが4冊。
同じ著者さんのものでまったく違う角度の作品を並行して読んでます。この読み方疲れるんですが、いつもよりちゃんと思考して読めている気がしていておもしろい。なんか、大学で調べものしているときの感覚によく似ています。
こんな本のアプローチも、たまにはいいかもしれませんね。


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いまイチオシ本の感想書いたのでよかったらぜひ!

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