心がざわつく時は本を開こう
自分で自分をコントロールできない時ほど本を読みたくなります。心がざわついて、気にしたくないのに気にしちゃって脳がいつまでも考えちゃうような時は特に。最近これ系の症状は減ってきたけれど、「ダメな時でも私には本がある」と思えるとすごくラクになります。
前の仕事では一日中働きづくしで脳を休める日がなく、なんでこんなに焦って生きてるんだろうと思っている時がありました。人と衝突することも多くて、なんて生きづらいんだと悲観したりなんかもしてました。そんなどん底の時にある小説に出会って、のまれた。気が狂うほど集中して何度も読み、その後の生き方を変えてしまった。
うまくいっていない時ってのは心がフワフワして形を成していない時。そしてそういうのを助けるのは「ことば」だと私は思います。
当たり前だけど本はそこに言葉がたくさん書いてあり、登場人物の考えや想い、行動が言語化されて散りばめられています。そういう登場人物のことばにこれまでもたくさん助けられてきました。共感する、いままで知らなかった考え方を知る、そういう言い方素敵だなと気づく。これが本の効用だと信じています。
モヤモヤしてどうしようもないなら、まずは寝ろ。
そしてスッキリ起きたら本を読め。
これを忘れずにいきたいものです。