脳梗塞前の自己管理を振り返る

こんにちは。今日はもう暇なので連続更新です。
私は2021年4月5日に職場で脳梗塞になり倒れ救急車で運ばれました。折しもコロナ禍真っ只中。しかし救急車が到着した時には搬送先の病院はもう決まっており、ストレッチャーに乗せられながら驚いた記憶があります。

タイトルですがこれはコロナ前、2018年の健康診断で若干血圧が高く、血液検査でコレステロール値(いわゆる高脂血症)、肝機能の数値が高く要再検査?要精密検査?になり、検査結果を持ってかかりつけ医に相談に行きました。
すると「薬を飲むか、運動して身体を絞るか」の二択を迫られました。但し「薬飲んだら一生飲まなアカンよ」と言われ、選択したのは後者。翌週の平日休みには市町村が経営しているジム(プール付き)、外にはフットサルのサッカー場まである大きな施設に申し込みを済ませ、帰りに水着やトレーニング用のウエアやシューズを一通り揃えて通い出しました。
当時の私が働いていた部署は水産物をメインに扱っていたので市場に行く事も多く、直行可で取引先に合わせ早朝出勤(4時起床で5時に取引先に到着等もっと早い時もある)早く出勤してる分、当然手当は付きますが早く帰れる部署でした。
大体15時~16時の間に退勤して、自宅近くの施設まで約1時間で到着。
そこから1階ロッカーで着替えてまず2階のジムでストレッチから始めて各トレーニング器具を使って筋トレ、終わればエアロバイクを1時間ほど漕ぎ、2階からプールを眺めて人が少なければ着替えてさらに泳いで帰るというトライアスロンのようなトレーニングをしていました。
時にはやり過ぎて低血糖になる事も…

そんな事を続けているとみるみる体重が落ちて行きます。半年後、かかりつけ医のところで血液検査をすると全て基準値内で正常、少し高めだった血圧も下がって安定し褒めてくれた先生に「俺はやればできる子なんです」と言っていました(笑)
その後も元々運動は好きだったので内容を見直して低血糖にならない程度に継続していました。水泳を続けていたからか肩凝りもなくなり血圧や血液検査も正常になり月6000円の会費で通い放題通いました。
安いのは市が経営している第三セクター的な施設だからです。
50mプールは冬はスケートリンクに変身して浅田真央THANKSツアーで使われた事もありました。
順調に健康を維持していたのですが、2020年1月に日本国内で最初のコロナ感染者が出ます。
その後はご承知の通りです。
ジムは休館となりコロナで先が見えずだったので私も退会しました。
退会してもできることはやろうと自宅で自重トレーニングや近所の川の土手をランニングしたりしていましたが、在宅勤務になったのを機に料理に目覚めてしまい今までしなかった揚げ物などもするようになります。
するともちろん体重も戻って行き、検査こそしませんでしたが2021年4月5日に繋がります。
元から料理は好きだったのですが、そこまで凝ったり手間のかかる料理は材料を無駄にする事から避けて来ました。
でもこの頃は在宅勤務と言っても基本的に注文の電話さえ捌いてしまえばあとは暇なので煮干しから出汁を取ってみたり、朝から仕込んで調味料を染み込ませた唐揚げを作ってみたり、運動をすっかり忘れて料理にハマっていました。これがいけなかったですね。
私はダイエットとは食事制限+運動はマストだと思っていて、食事制限だけで痩せれるのは病院食しかないと考えています。
たとえ料理にハマっていてもコロナ前のような運動量であれば体重もそんなに増えなかったでしょう。
コロナ禍でジムへ行けなくなってしまったのが私が脳梗塞を発症した最大の理由だという言い訳でした…。

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