見出し画像

エピローグ(2) 身体の問題

 孫が帰った翌日も、眼鏡の修理、健康診断と小さな用事が続きます。歩き終えて3週間が経過して、歩いてもいないのに膝の痛みが消えないのが心配になり、整形外科を受診することにしました。場所は、ワクチン接種で見つけた医院です。 MRIを撮ってもらうことにしましたが、保険証を健康診断をした医院に忘れてきたため検査は翌日になり問診だけしてきました。医師は骨切り術手術適用であると診断してパンフレットを渡してくれました。それで楽になるならいいかなと思いました。膝の痛みはシクシクする感じで、朝階段を登る1段目が痛くて、徐々に楽になってくる感じです。
 翌日、検査結果を聴き、手術したいと申し出て、手術をする病院に紹介状を書いてもらい、予約の電話をすると2週間先になりました。その後、他の人からの情報やらWeb上の情報を集めました。多くの人は騙しだまし2、3年は粘っているようでした。他の医師のセカンドオピニオンも必要です。また慌てる必要もないのでじっくりと考えることにしました。
 院長先生に直ぐに手術しないと伝えると、あからさまに嫌な顔をして、応対もぞんざいになりました。もうこの医院に行く事はないでしょう。紹介状をもらった病院に行くまでに日数があったので、その間に膝の痛みが和らいできました。
 紹介状をもらった病院のHPを見ると、セカンドオピニオン外来もあることがわかりました。先生に「手術をするかどうか実は迷っている。」と伝えました。あの医師がO脚だと断言したのを疑問に思って訊いてみると「それではレントゲンを撮りましょう」と調べてくれました。その結果、骨切り術をする程では無いと教えてくれました。
 MRIから診断すると、骨頭の一部が壊死しているようなので他の場所から骨を取って埋める手術が適用で、そのついでに骨切り術で負担を軽減させる事があると言う結論でした。もちろん慌てる必要もなく、痛み止めも、サポーターも市販のもので十分だそうです。

 運動ですが、ボルダリングは9月の中旬から気をつけながら再開しました。週2回のペースです。膝の負担が少なそうな運動なので 10月からスイミングを新たに始めました。週1回です。10月下旬には軽く山歩きをしました。ダメージを感じましたが週のうちには回復しました。どこまでできるか少しずつ負荷を増やしていきたいです。
 膝痛は普段の生活や軽い運動なら問題なく出来そうです。従来からある腰痛の方が気になるようになってきました。これも同様に生活や運動に影響しない程度です。むしろ軽く運動する方が身体に良いでしょう。
 膝痛のことを調べていくと、原因は膝関節でなく、周りの筋肉のバランスが悪く、使っていない筋肉があるためだという意見が多い事が分かりました。そういう筋肉を動かしたり伸ばしたりする事が必要です。初めは筋肉が足りないからというのは年寄りだけの事だと思っていましたが、それぞれの筋肉の働きなどを知ると、自分が強化すべき筋肉もあるのだと気づきました。姿勢や歩き方が大事だと感じました。
 年が明けてからストレッチ運動を始めました。YouTubeから動きをノートに書き写して毎日実践しています。良い結果が出ることが楽しみです。続けばです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?