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【エッセイ】お酒は"何というか"いいものだ。私のお酒の嗜み方4選。(#いい時間とお酒)

お酒にまつわるエトセトラ。


お酒の失敗と成功


お酒にまつわる失敗談にはこと欠かない私であるが、最近になってようやく、自分に合ったお酒の飲み方を覚えてきた。

人間30歳にもなれば、それくらいの嗜みは心得るものである。

それにお酒の嗜み方というのは失敗から学んでいくものである。

というか、最初からこましゃくれた呑み方をするよりはそっちの方が愛嬌があるものである。仮にハタチの若造が酒の嗜み方を説いているのを見たらそりゃ腹も立つだろう。

なので今回は、30歳という、まだ未熟だけど、子供ではない。大人のような。子どものような。そんな今の私の今がぎゅっと詰まった、お酒の嗜み方について話してみる。






やっと発表できた。


私のお酒の嗜み方4選。


と言うわけでここからは私のお酒の嗜み方を

  • どんなお酒を呑むか

  • どこで何をしながら呑むか

  • どれくらいの頻度で呑むか

  • どれくらいの量で呑むか

の4つに分けて紹介していく。

呑むお酒や呑む量の参考などのHow toとして読んでもらってもいいし、「なんか共感できるところあるかな」という興味から読んでもらってもいい。

余談であるが、この方法はWebライター時代によく使っていた手法である。癖というのはこういう時に出てくるものである。



どんなお酒を呑むか


まず、どんなお酒を呑むかである。
基本、私が呑むお酒は下記の3つである。

  • ビール

  • バーボン

  • 日本酒

頻度でいうと、ビール=バーボン>日本酒という感じだ。

だいたいビールを呑んだあとにバーボンか、たまに日本酒をひっかけるのがいつもの私のパターンである。ビールを呑まずにバーボンを呑むこともある。

それぞれどこのメーカーのどのお酒を呑んでいるかであるが、基本的に

  • ビールは「サントリーのトリプル生」。

  • バーボンは「OLD CROW」

  • 日本酒は貰ったもの、または店にあるもの。

という感じである。

ビールに関しては、「トリプル生」の方が比較的安価だし、味が好みというのが理由。たまに贅沢して「マルエフ」を呑むこともある。あれは最高である。


バーボンに関しても一緒で、比較的安価な割に味もちゃんとしているというのが理由である。たまに贅沢して「Maker's Mark」を呑むこともある。あれも最高である。

ちなみに以前は「EARLY TIMES」が大好きだった。一応現在も販売されているが、あれはもう完全に別物である。懐かしきあの味・・・。


日本酒はそんなに詳しくないし、何より日本酒は値段がものを言う世界なので、機会がない限り呑まない。

しかしたまに呑む日本酒ほど美味しいものはない。冬にひっかける熱燗なんて最高である。

と言うわけで私が呑むお酒は以上である。



どこで呑むか。


次にどこで呑むである。
お酒を呑む場所と言ったら究極は家か外であろうが、私の場合は

基本自宅、たまに飲み会。

と言った塩梅である。

家では一人で呑むが、外で一人で呑むことは(以前はあったが)今は全くしない。一人で呑みたい気分になっても家でしっぽり・・・である。

飲み会はそんなしょっちゅう参加するわけではない。かと言って飲み会が嫌いと言うわけでもない。

よくある、内向的に見えて人と話すが好き、人と話すのが好きに見えて実は内向的と言うパターンである。要は人から理解されづらい性格というわけだ。

じゃぁ、基本自宅で呑むって一人で呑むときは何をしているのか?という話だが、スマホを見たりテレビを見たりするときもあるが一番多いのは

レコードを聴く。

この1択である。

これについては後で色々話したいことがあるので覚えておいていただきたい。



どれくらいの頻度で呑むか


次にどれくらいの頻度で呑むかであるが、以前は週末、最近はほぼ毎日という感じである。

以前は会社勤めの地方暮らし(車必須)というのもあって、家で呑んでも呑めるとしたらどうにか週末に呑めるという感じだった。それもあって、週末にレコードを聴きながらお酒・・・というのが週末の楽しみだったわけであるが。

しかし現在はフリーの身で車も不要。毎晩ビール、たまにバーボンを呑んで、テレビやYouTubeを見てはケラケラ笑たり、レコードを流しながら悦に浸っている。結構なご身分である。

ちなみに呑み会の頻度は少ない。友達が少ないというのもあるが。ちなみに好きなのは居酒屋である。キャンプやビアガーデンはあまり好きではない。



どれくらいの量で呑むか


最後にどれくらいの量で呑むかである。これは結構重要である。

結論を言うと、

  • ビールだと1本〜2本。

  • バーボンだと水割り(8:2)で2杯。

がボーダーラインである。

これを越すと人格が崩壊してしまう。

最初の頃はこの塩梅が分からずしょっちゅう失敗していた。

水割りをチビチビやっていたが、調子に乗ってロックで呑んで崩壊。最初は量をセーブしていいたが、調子に乗ってガバガバ呑んで崩壊。と言う感じで。

別に酔っている間は楽しいが、人に迷惑はかけるわ、途中から嘔吐して気分が悪いわ、そこからの二日酔いなんてなったら、もう地獄以外の何物でもない。

これだけタイムパフォーマンスが叫ばれる時代である。二日酔いなんて食らったらタイパもクソもない。一日を台無しにしてしまう。時に人間関係も台無しにしてしまう。

教訓めいたことをここで言うのもなんだが、酒に酔って(依って?)失うものははるかに大きい。無論飲酒運転なんて以ての外だが、酒に酔って失うもののベクトルは犯罪だけではないと言うのは、若い人には覚えておいてほしい。



と言うわけで、以上が私のお酒の嗜み方である。長かった。

参考になるかどうかは分からないが、共感してくれるだけでも幸いである。

しかしこうやって自分のお酒の嗜み方というのを整理してみると、嗜好品のあり方と言うのが見えてくる。

なのでここから少し、

人間にとって嗜好品とは何か

について語ってみる。

時間と興味のある方はもう少しお付き合い願いたい。




人生を豊かにする「何というか」の感覚。


というわけで人間にとって嗜好品とは何なのかという問題である。

人間にとって嗜好品とは何か。

それは

嗜好品とは人間の感受性を鋭くしてくれるものである。

ということだ。

当たり前かもしれないが、今からその理由を私の実感を通して述べる。


例えば、先ほど述べた通り私はお酒を呑みながら音楽を聴くのが大好きである。しかもレコードで。キザである。

しかし、

そこには何というか、シラフで音楽を聴いているときとは違った、感覚の鋭さや興奮のようなものがある。

この「何というか」の感覚が結構重要である。そこには「カッコつけやがって」という揶揄に対する反抗心もあるが、この「何というか」がとにかく!重要である。

あと、呑み会のときも一緒である。

お酒を呑み交わしながら人と話す時間には、何というか、シラフで話すときとは違った、感覚の鋭さや興奮のようなものがある。

これは分かってくれる人も多いのではないだろうか。興奮というとちょっと下世話な匂いもしないではないが。。。

もちろん、シラフなりの音楽の楽しみ方やコミュニケーシュンの楽しみ方ももちろんある。お酒が苦手っていう人だっている。ノンアルでもええねん🎶じゃないが。

ただ、シラフの感受性とほろ酔いの感受性。そこには薄皮一枚分の違いがある気がするのだ。

この薄皮一枚というのが「何というか」という微妙な感覚を生んでいるわけである。そこには言語化できない何かがある。

つまり、この「何というか」の違いこそ、感受性を鋭くしてくれる、ひいては人生を豊かにしてくれる、重要な要素であるのだ。

何というか・・・そういうことである。




・・・というわけで、


やっぱりお酒は、何というか、良いものである。


というのが私の結論である。

何というかの感覚。大事にしたい。

ちなみにだが、この「何というか」の良さは紙の本やレコードにも同じことが言える。(話が長くなりそうなので止めるが)


お酒は二十歳から!!


あと、最後に一つだけ言いたい。




カッコつけて酒を飲む二十歳以下の若者よ。




君のそのあり方は何というか・・・



ダサいから止めておけ。



酔っぱらって撮った(嘘)

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