伊東朋宏

福岡在住。元Webライター。写真、エッセイ、小説、詩などの創作活動を通じて、"よりよい生き方"や"自分らしい生き方"を追求しています。

伊東朋宏

福岡在住。元Webライター。写真、エッセイ、小説、詩などの創作活動を通じて、"よりよい生き方"や"自分らしい生き方"を追求しています。

マガジン

  • 【カルチャー】読んだ本、聴いた音楽、観た映画について

    私の好きなカルチャーについて語っています。 読んだ本、聴いた音楽、観た映画の感想など。

  • 【ジャーナリズム】社会について

    個人的に気になる時事問題、社会問題について考えてみました。

  • 3行日記

    土日祝更新。3行で記す、休みの日の過ごし方。

  • 【連載】週刊不定期写真

    不定期で路上スナップの写真を掲載しています。

  • 【エッセイ】暮らしや健康について

    普段の暮らしの中で考えていること、感じたこと、心身の健康を守るために意識していることについて書いてみました。

最近の記事

  • 固定された記事

【カルチャー】海外文学は面白くないわけがない。/私の最愛海外文学10選。

海外文学について語ってみる。 #私の最愛海外文学10選 なるタグがSNSで話題になっていたので、便乗してみた。 選んだ10冊は以下の通り。 通訳ダニエル・シュタイン/ウリツカヤ モモ/エンデ 大聖堂/カーヴァー フラニーとズーイ/サリンジャー 悪霊/ドストエフスキー 夜と霧/フランクル 舞踏会に向かう三人の農夫/パワーズ すべての月、すべての年/ベルリン 冬の夢/フィッツジェラルド サラの鍵/ロネ 海外文学との出会い。 海外文学との出会いは遡って

    • 天気良し。 今日は家でゆっくり。 明日からまたがんばろう。

      • 今日は朝から髪切りに行ってレコード買って本買ってカフェでゆっくりしてバーでお酒飲んでと、充実した1日を過ごせた。 だいぶ散財しちゃったけど😅

        • 【連載】週刊不定期写真 Vol.5 「街中スナップ」

          不定期写真では、その名の通り不定期で写真を掲載しています。 日常のスナップがほとんどです。 特に何の思惑も、思想も、ありません。 多分。 街中スナップ 撮影日:2023年2月頃 カメラ:RICOH GR II おぼえがき 私の撮っている写真のほとんどは路上スナップだが、人が集中する街中に出て撮る写真は普段の生活範囲で撮る写真とは趣が違う。人々の絶え間ない欲望の渦がはびこっている感じが、なんともそそる。 I * ** *** II * ** ***

        • 固定された記事

        【カルチャー】海外文学は面白くないわけがない。/私の最愛海外文学10選。

        • 天気良し。 今日は家でゆっくり。 明日からまたがんばろう。

        • 今日は朝から髪切りに行ってレコード買って本買ってカフェでゆっくりしてバーでお酒飲んでと、充実した1日を過ごせた。 だいぶ散財しちゃったけど😅

        • 【連載】週刊不定期写真 Vol.5 「街中スナップ」

        マガジン

        • 【カルチャー】読んだ本、聴いた音楽、観た映画について
          22本
        • 【ジャーナリズム】社会について
          16本
        • 3行日記
          5本
        • 【連載】週刊不定期写真
          3本
        • 【エッセイ】暮らしや健康について
          14本
        • 【詩】屈託のありすぎる言葉たち
          1本

        記事

          【カルチャー】読書というのは血の匂いがするべきものである。

          本の読み方が変わってきたなという話。 あなたにとって読書とは? 別に今まで誰かに聞かれた訳でもないし、今後誰かに聞かれることも多分ないんだろうけど、「あなたにとって読書とは何か?」と言う質問をされたらどのように答えるか、たまに考える。 以前だったら「息抜き」となんとも牧歌的な返答をしていたと思うけど、最近では「社会への解像度を上げるため」となんともお堅い返答をすると思う。 オシャレなカフェをバックに、オシャレな装丁の本を、オシャレな色調の写真で、SNSにアップするような

          【カルチャー】読書というのは血の匂いがするべきものである。

          【カルチャー】祝!結成35周年。わが心の故郷、LUNA SEAについて本気で語ってみる。#沼落ちnote

          私の人生を変えたバンド SNSの恩恵 SNSをやっていてよかったなと思うことは、自分の好きな物を通じて世界中の人と繋がることができることだ。それは例えば文書を書くことであったり写真を撮ることであったり、音楽を聴くことであったり本を読むことであったり。特にその中でも、自分の好きなアーティストについてディープな話をできるのはこの上ない喜びである。 先日Xのタイムライン上で #SLAVE自己紹介カード なるものが流れてきたので、私も便乗してみた。 ご存知じゃない方もいらっしゃ

          【カルチャー】祝!結成35周年。わが心の故郷、LUNA SEAについて本気で語ってみる。#沼落ちnote

          【ジャーナリズム】 「平成は輝いていた」なんて死んでも口にしたくない。平成という時代についての私的覚書。

          平成とはなんだったのか。 「ありのままでいい」と歌われた平成 松たか子やMay.Jが「ありのままの姿見せるのよ」と高らかに歌ってから早いものでもう10年になる。それより少し前には「ナンバーワンにならなくてもいい もともと特別なオンリーワン」とSMAPが歌っていた。真剣に聴かずとも、小学校や中学校で歌わされた人も少なくないだろう。 しかし、当時「ありのままでいい」「ナンバーワンよりオンリーワン」という言葉に対して「そんな考え方ではいかん」と横槍を入れてくる大人も少なくなかっ

          【ジャーナリズム】 「平成は輝いていた」なんて死んでも口にしたくない。平成という時代についての私的覚書。

          【カルチャー】成人の思い出なんて「カラマーゾフの兄弟」をウンウン言いながら読んでいた思い出しかない。

          昨年末、過去3回読了したカラマーゾフの兄弟を読み終わった。 私が初めてカラマーゾフの兄弟を読んだのは20歳のとき。つまり(当時の)成人のときである。「人間のすべてが詰まっている」とまで言われた世界文学の最高峰は、過剰な自意識を抱え込みながら、やがて突入することとなる社会のとば口に片足を突っ込み抜き差しならなくなっていた当時の私に、大きな衝撃を与えた。 純粋なアリョーシャ、ニヒルなイワン、豪傑なミーチャ。カラマーゾフ(黒黒塗り)の3兄弟たちのパーソナリティに自身を投影してみ

          【カルチャー】成人の思い出なんて「カラマーゾフの兄弟」をウンウン言いながら読んでいた思い出しかない。

          毎朝の散歩が日課。 暑い日も寒い日も。 春もすぐ来るんだろうな。

          毎朝の散歩が日課。 暑い日も寒い日も。 春もすぐ来るんだろうな。

          昨日までに読んだ本。 最近は読んだ本の内容を細かくノートに記すようにしています。 熟読を意識するだけで、物事の解像度が上がって面白い。

          昨日までに読んだ本。 最近は読んだ本の内容を細かくノートに記すようにしています。 熟読を意識するだけで、物事の解像度が上がって面白い。

          【連載】週刊不定期写真 Vol.4「画一化された風景」

          不定期写真では、その名の通り不定期で写真を掲載しています。 日常のスナップがほとんどです。 特に何の思惑も、思想も、ありません。 多分。 画一化された風景 撮影日:2018年頃 カメラ:Canon GX9 おぼえがき 画一化された風景、匿名性を意識した。この頃はショアやエグルストンなど、いわゆるニューカラーと呼ばれる写真に影響を受けていた。この写真の一部は大学院の修了作品に収められた。 I * ** *** II * ** *** III *

          【連載】週刊不定期写真 Vol.4「画一化された風景」

          【エッセイ】物語の予感。私が育った街についてのおぼえがき。

          私を育てた街へ。 迷路のような街で 子どもの頃から、何かと空想をするのが好きだった。テレビに映しだされる異国の風景も、絵本に描かれる架空の世界も、すべて自分のものだった。目の前にある現実の世界より、頭の中にある空想の世界こそ、私にとってのリアルだった。 そんな内向的で夢見がち、とにかく引っ込み思案の私は、県内有数のとある住宅街で育った。県の中心部のベッドタウンとして発展したこの街は、かつては豊かな自然に囲まれたのどかな場所であったというが、私が生まれた時jはそこら中に画一

          【エッセイ】物語の予感。私が育った街についてのおぼえがき。

          【エッセイ】いじめられていた私を支えてくれたもの。

          忘れられない物語。 ぼくはちょっとおかしい 今日はとっても楽しかったね。明日はもっと楽しくなるよ。 テレビアニメではそう言っている。 周りの友達はみんな笑って生きている。 自由自在に体を動かして、自由自在に言葉を操って、自由自在にみんなとコミュニケーションを取っている。 今日はとても楽しい1日だったから、明日もきっと楽しい1日が待っている。 そう信じるのは当たり前。 でも、私はそうとは信じていない。 作り物の笑顔だけ 体を動かそうとすれば失敗して怪我をする。

          【エッセイ】いじめられていた私を支えてくれたもの。

          【カルチャー】生きづらさに目を瞑らせる社会は幸せか?(生きづらさ時代/菅野久美子を読んで)

          生きづらさを語ること。 亡くなった先輩の話。 世界が未曾有のコロナ禍に突入する少し前、大学の先輩が亡くなった。まだ20代だった。 死因は不審死。東京でバンド活動をやっていた彼だが、ある日練習に訪れず、メンバーが一人暮らしの彼のアパートを訪ねたところ・・・だったらしい。 訃報を聞いた日の帰り道、私は車を運転していた。彼と過ごしたわずかな時間を、私は思い返した。 彼とはお互い所属していた音楽サークルで出会った。いつもオシャレで、穏やかで、やさしい口調で語りかけてくれた彼。

          【カルチャー】生きづらさに目を瞑らせる社会は幸せか?(生きづらさ時代/菅野久美子を読んで)

          今年もよろしくお願いします。

          今年もよろしくお願いします。

          毎週参加している読書会で、時間は存在するのかという形而上学的な問いかけがあった。 年が暮れようが明けようが、時はいつものように過ぎていく。 そういう瞬間の積み重ねが時間を作り出しているのかも。

          毎週参加している読書会で、時間は存在するのかという形而上学的な問いかけがあった。 年が暮れようが明けようが、時はいつものように過ぎていく。 そういう瞬間の積み重ねが時間を作り出しているのかも。