ほきくんのリハビリ記録㉗ ~マイ歩行スタイル~
病気の進行を遅らせるために、
<リハビリだけの生活>を少しでも充実させたい!
そのために
「料理をして、心のリフレッシュ」をしよう!
料理のための【食材の買い物】もリハビリになりそう・・・
「よし、一人で行こう!」
歩行器や車いすを使っている方の傍には
その肩を介助する人がいるのがほとんどです。
だから私が、
介助なしで【一人で買い物】に行くことに
家族がOKしてくれわけはありません。
私が【一人で買い物】するときに
超えないといけない大きな壁(バリア)が2つありました。
その壁を乗り越えることができたら、
自信をもって買い物に行けます。
自信に満ちた私の表情を見て、
家族も、
一人での買い物にOKしてくれるはずです。
スーパーで買い物をする道中に大きくて長い坂があります。
・交通量が激しい!
・斜度が結構きつい!
・路面がよくない!
こんな坂(バリア)を、制覇できる(乗り越えられる)わけがありません。
もし制覇できたら、かなりの自信がつくはずです。
できました!
<その場その場でブレーキレバーを握る力を変えていく:半分ブレーキ法>
を発見したことで、
一つ目のバリアを制覇(クリア)できました!
歩行器を使って歩行するとき
“真下(足元)”しか見ていない。
というのが、私の<マイ歩行スタイル>です。
そのため歩行時に、足しか見えません・・・
以前から
よく散歩をしていました。
だから、街の様子(交通量・道路の広さ・路面状態など)も
イメージできるようになっていました。
目をつぶってても、
買い物するためのスーパーに行ける自信がありました。
足しか見えない<マイ歩行スタイル>でも
別に困ることはないです。
でも一人で買い物するなら、
<顔を上げて、まっすぐ前を見る>
歩行スタイルversion2に直さないと!
スーパーや八百屋さんでは
商品のほとんどが
私の膝から胸くらいまでの高さのところに
食材等が陳列されています。
一人でも介助してくれる人が付いていたら、
買い物も可能でしょう。
「トマトはあそこにありますよ。」「パスタの麵はこの棚の上の方にありますよ。」
って、その介助をしてくれる人に伝えてもらえば、
それで問題解決です。(買い物ができます!)
でも私の場合、
伝えてくれる人はいません。
「一人」なので。
<顔を上げる、歩行スタイルversion2>を習得しないといけません。
顔を上げないと、買いたい野菜などの食材が見つかりません。
買い物ができなければ、
リフレッシュ用の【料理】ができません・・・
習得のための、
練習開始です。
~練習の様子等は次号で書きます。~