作業に没頭する時間が好きだ 手芸熱の再燃
手芸熱が戻ってきている。
わたしがミシンに向かうきっかけは、いつも欲しいものが売ってないとか高すぎる、……作れるな?……が多い。
今回のきっかけは、布巾だった。食器を拭くための布巾。お坊さんに出す蓋付き湯呑みを、洗ってすぐにまた使えるように布巾が必要だったから。
普段は食洗機で多少濡れてても気にしない大雑把さ。家族にはいいけど、ねぇ? とりあえずキッチンペーパーで拭いてたけど、ゴミが増えるのが……。布巾で拭く習慣のない私には、どの布巾が適当なのかがわからない。Amazonで見比べる。5枚くらいあればいいかしら。
……白雪ふきん、台拭きとして以前買ったことあるなぁ。名前も見た目も可愛いよね。しかしながら、過去の注文情報見ると値上げが目についてしまう。4年前、2枚561円。今は770円。3セットとしたら2310円か。結構するよね……。
ちなみに今は台拭きはカウンタークロスと決めている。
ドビー織りの布巾も目に入る。
ホテル仕様、プロ仕様……そんな言葉に弱い。
そういえば、ハウスキーピング協会のクリンネスト1級の資格を取ったとき、仕上げに金属や鏡をピカピカにするための布がドビー織だった。
たしか、布おむつの反物から作ってもいいんですよ、と聞いて、Amazonで反物を購入し簡単に縫って鏡や蛇口を拭くときなどに使ってる。埃も付かないし、ほんとピカピカになるの。
まだまだ残ってたはず、と棚を探ると、あった! おお、作ろう作ろう。
1枚を半分に切る。それを半分に折って端っこを縫う。ひっくり返して一周ぐるりと飾り縫いして出来上がり! やり出したら楽しい。1枚出来上がるたびに達成感。自分用に6枚作ったあと、物足りなくなって、実家に帰省するときに母にあげようと更に追加で縫う……。知らぬ間に追加が10枚。……妹も貰ってくれるかな。
本格的に手芸熱に火がついて、このあと、子どもの学校用手提げバッグの取っ手がボロボロになっていたのを残ってたハギレでくるんで補強し、ストックが減ってきてた雑巾(長期休みのたびに学校のお知らせに持ち物として記載されてる)を縫い、最終的に、同じく実家の母にあげようと思っていた枕カバーをお気に入りのリネンの生地で6枚作ったところで満足した。
ああ、楽しい。