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覚書用 お経を読みにきてくれるお坊さんへのお茶の出し方 調べたこと 暫定のやり方を決めた
お坊さんに出すお茶って正式なやり方があるのかな?と調べ始めたら奥が深かったけど、暫定このやり方で行く、と決まったので覚書として記事にします。
仏壇の間は畳で、一応茶托に乗せた湯呑みは畳の上にそのままお出ししてもいいとされてるみたいだけれど。以前は茶托に乗せた湯呑みとおしぼり皿とおしぼりを、折敷に乗せ、お盆代わりに運んでそのままお出ししていた。それはそれで、運んだお盆に湯呑みを乗せたまま出すのは失礼と書かれてるのも見つけてしまい、大混乱である。
湯呑みは蓋付きが良いらしい。おめでた柄は避けた方がいいらしい。とりあえず蓋付きの湯呑みが見つからないので購入する。
蓋あったらすぐ飲めないのめんどいってうちの夫ならいいそうだけど。まあ、いいか。もうちょっと話しやすくなった頃に、蓋ってやっぱりあった方がいいんですか?とか聞いてみたい。あのお坊さん優しそうなので、どちらでもいいんですよって答えが来そうだな。
発言小町なども熟読する。地域や家庭によってけっこう違いはありそう。
包装してないお饅頭や生菓子などは懐紙に乗せて、黒文字をつけるのね。懐紙の折り方にも決まりがあるみたい。奥が深いわ。いつも茶菓子はお食べにならないみたいだから個包装のままでいこう。
お盆に乗せたままは失礼らしいとは言っても、畳の上に茶托は、私には抵抗感あるなぁと思っていたら、見つけた。
ああ、なるほど。折敷をお盆代わりにせず、お盆にこんなセットを乗せて運べば万事解決じゃない?
茶托と湯呑みは別々にして運んで、お盆の上でセットするものらしいけど、次男が手伝ってくれるし今までセットしたままで出してたから、そのままでいく。丸盆にセットをのせて運び、折敷ごとお坊さんの前に置く感じ。これだとお手伝いを頼みやすいし。
左に銘々皿と茶菓子、右に茶托と蓋付き湯呑み。おしぼりは一番右。かわいいなと思って買ってみた折敷が小さくて3つ横並びに乗らなかった。おしぼり受けだけ畳に乗せてもいいかもしれない。前回はおしぼりは奥に設置したけど、写真で色々見てると狭い場合、手前に置いてるのが多いかもしれない。もう、折敷の右隣、畳に直接置こうかな。
今読んでたら、おしぼりの巻き終わりを下にしておしぼり皿の上に設置するなどの決まりもあるようだ……。なんてことだ。幼馴染が秘書学科に行ったけど、こんなのはお手のものなんだろうな。手が拭けたら良くない?(爆)
そして、お坊さん以外のこちら側にお茶と茶菓子を出すのはどうするのか。
蓋付き湯呑みがあればいいけど、人数の増減もあるし、蓋付きでなくていいみたい。煎茶用の湯呑みであれば。茶托と銘々皿をまとめたような盆(おもてなし盆)が便利そう。うちに横長のコーヒートレイがあるので夫と何人かは取り敢えずそれにした。右にお茶左に個包装の茶菓子。まぁ、こちらは茶托を直接畳の上でもいいかも。こないだやんちゃな三男が倒してしまったけど……。拭くタオルは近くに置いておこう。
家で煎茶を淹れてサーモスのポットに入れて持っていき、来られたときの最初のお茶はそれを入れる。お経の終わりのお茶は、急須にお茶っ葉を計って入れておいて台所の湯沸かしポットのお湯で淹れる。もしくはおーいお茶の粉でもいい。全て持って帰ってゴミや洗い物は自宅で済ませる。近いとはいえ、流しの掃除やゴミ出しを朝にしに行くのは面倒なので極力後片付けは自宅でしたい苦肉の策。
まとめると
大きな角盆に、お経終わりに皆にお茶と茶菓子を出せるように湯呑みとおもてなし盆、茶菓子を置いておく
お坊さんが来られたはじめは、お茶とおしぼりを出す 折敷の上に左に茶托と蓋付き湯呑み、右におしぼり受けとおしぼり 丸盆の上に設置して運び、お出しする
そのときのお茶はサーモスポットに入れたもの おしぼりは電子レンジでチンする(寒い季節)
飲まれたあとは下げる。洗って食器用布巾で拭いて設置しておく
お経が終わりそうになったら、準備しに台所へ行く
新しいおしぼりを電子レンジでチンする
湯呑みにお湯を入れ、それを急須に入れる お茶2〜3gにつきお湯は90〜100ml。およそ1分(深蒸し茶は30秒)待つ 粉のお茶でもいい
お茶を淹れる 多めに作った場合、余ったものはポットへ
折敷に銘々皿とお茶菓子、茶托と蓋付き湯呑みを設置する おしぼりとおしぼり受けは折敷の右隣に置くこととする はじめと同様に丸盆で運びお出しする
(人手があれば同時進行で)大きな角盆の湯呑みにサーモスのポットからお茶を入れ、もてなし盆や茶托、茶菓子とともに運び、各々の前に出す
お帰りの際、お茶菓子は袋に入れてお渡しする
お布施は帛紗に包んで切手盆にのせておき、お渡しするときに帛紗から出す(夫にやり方聞いておくこと)
こんな流れを想定してる。
調べてるうちに見つけた写真では、仏壇の部屋の真ん中に大きめの座卓を設置していて、お坊さんがお経を読み終わって振り返ると皆で座卓を囲むようにされていた。非常に合理的ではないかと思われる。お湯を入れたポットと急須でその場でお茶も淹れられるし。畳の上に直接置くことへの抵抗感も解決。
うちのように菩提寺から遠く離れた地に住むようになってしまった家庭には途切れてしまった風習がいっぱいありそうだわ。今度里帰りしたときに昔どうしてたか両親に聞いてみよう。