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Ni[内向直観]がいまいちよくわからないって話 INFJ

u1さんのこの記事の動画、ちょっと見てきてください。INFJの頭の中、たしかにこんな感じだわ!!って思います。


だけど、この動画ね、ちょっと違和感ありませんか? 返事をする前に、こんなに頭の中でじっくり考える余裕ないもの絶対。いや、なんか色々と頭の奥の方にいるもうひとりの私は感じたり考えていそうなんだけど、それは無意識にぐるぐるしてて、たぶん表にいるFe[外向感情]である私が先に応答をしてると思う。これが1回目なら、ほぼ自動的に「しょうがない、そういうときもあるよね」って返事してそう。私だけ? 年とともに、そのあとに、いくつか質問ができるようになってきたかも。「何%ぐらいできてるの?」みたいな。


それと、相手をめっちゃくちゃ観察してるようにも感じる。さっきの質問をして答えてもらってるとき。嘘をついていない目か、疲れてないか、鬱っぽくない? いつもと様子が違うか? 慣れてきて舐めてるんじゃないか? 彼は他にどんな仕事を抱えていそうか? 頼んだ仕事はどこまでできていそうか? でもこんな言葉は頭の中にはなくてただただ映像や声色、全体の空気感をそのまま情報として吸収する。感覚は相手に集中している。このときNi[内向直観]は働いてるかどうか私には意識できない。いまいちよくわからない。NiとFeの両方が働いてる? それともこの観察しているのは劣勢のSe[外向感覚]? そうかも、苦手だから一生懸命になり過ぎて他がオフになってるような感じがする。めちゃくちゃ疲れる。

ふだん人とやり取りする中では、私の、とっさに反応して自然と湧き起こる感情とか頭の中で瞬時に浮かび上がってくることを、自然のそのままに外の振る舞いに出してしまうと上手くいかないことを幼少時から学んできたので、まずはFe[外向感情]で対処してるような感覚なんですよね。本能のままだと場にそぐわない変なこと言っちゃうからそれは抑制してる。普通の感じ良い人を演じる。


その上で、あとで一人の時間に存分に時間をかけて、Ni[内向直観]が降りてくるのを待つ感じ。そして相手の情報やその他の環境を考慮に入れて、あらゆる角度から、理想的な対応はどうあるべきだったかとか、それこそ会社の上層部の問題、システムの不備についてまで考えてる。これは動画と一緒。このとき、あまりに考えていることが多すぎて捉えきれないときは、書くと整理されて前向きで一つの結論に至るような感じ。これはTi[内向思考]も使っているのじゃないかな?

そうやっているうちに、パチっとハマる感じがある。答えが決定する。これがNiなのかなぁ?

そして、この似た状況を何度も繰り返すうちに、パターン化されていった私なりの上手いこと行くやり方が、世界観が構築されてきている。私の心の中に無秩序だけど私オリジナルの処世術の巨大な建築物があるような感覚というか。

この動画のように、「今日提出予定の資料間に合いそうにない」がもし何回か繰り返されたならば、何回かの度にじっくり考えた理想と思えるやり方を試してみる。ただし、可能ならば自分の目の前で相手に嫌な気持ちにさせない方法で。途中で優しく進歩を確認するとか、少し私の方で引き受けて、もうちょっと量を少なくしてみるとか。成長してもらえたらいい。それでも駄目だとなったら、私の手には負えないとの判断をして、この仕事を振らないとかになるかもしれないし、もうちょい厳しく対応できる人の元に部下として移ってもらうかもしれない。

Ti[内向思考]も使って理想を追い求めるとき。自分の経験だけだと数が少なすぎるので、書物やネットで調べまくりたくなる。この場合だと、「仕事 できない 部下 対処法」とかになるのかな。それで良さそうな書籍がヒットしたら、Amazonでクチコミ見て、その関連も見て、何冊かまとめて図書館で予約して読み漁る。そして試す。試行錯誤する。おそらくそのうちに、こういう部下に対しての処世術が熟成される。パチっとはまる。

コツコツ続けてきたから、年とともに生きやすくはなってきている。INFJの頭の中で起こってそうなことの考察でした。やっぱりNi[内向直観]はまだよくわからないなぁ。まあ、そのうちに言語化できるようになるのかな? INFJの皆の頭の中はどうなってるの?

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