子どものセルフカット日和 プロ用バリカンの出番
3人ともボッサボサになってきたから切らなくちゃなぁと気にはなってた。
前回は夏休みだったか。そろそろ切ろうっか?と聞いても、ええ〜めんどくさい、まだいいと言われてまあいいかとほったらかしにしているうちに、休日の予定が立て込んでボサボサ頭もいい加減やばいところまで来てしまった。
3人もさすがに散髪したい気持ちらしく、今日散髪するよと声かけたら、やっとか、みたいな顔してる。いつになく、すんなり髪を切らしてくれる。説得する手間なくて楽だな!
ダイニングテーブルの端っこ、誕生日席に鏡を置く。背もたれのない木の椅子を設置する。業務用バリカンはちょっと前から充電してる。カットクロス、散髪ハサミとスキバサミも用意して準備万端。散髪用の櫛も購入したけど使ってない。一応そばに置いておく。
お風呂に湯を溜めて、すぐ入れるように。暇そうな長男から始めるか。
パンツ1丁で座らせてカットクロスをかける。以前、前髪を少し切りすぎた次の日、学校に行けなかった長男。切りすぎないように気をつける。
バリカンのアタッチメントは6㎜。うなじからバリカンでサクサク刈っていく。くすぐったいらしく首をすくめようとしながら我慢してる長男。うなじ、耳の横を、下の方はバリカンを沿わせて、上に行くにつれて手前に返しながらうまいことグラデーションになるように切っていく。頭頂部の髪も手で持ち上げてザクザクと短く刈っていく。
前髪の長さの調節にバリカンを使うのはもう封印。短くなりすぎる。眉毛にかかるくらいが希望らしい。散髪ハサミを立てて先端を切っていき、スキバサミでボリュームを減らしていく。ここはかなり慎重に。私の好みはもうちょっと短めだけど、物足りないくらいで留める。お、いい感じ、と長男。良かった。いじけられたら敵わん。中学生だもんね。髪型も気にもなるか。
よし、終わり! ここまで10分もかからない。手早くなったものよ。風呂へどうぞ。
次は同じく暇そうにしてる三男。もはや全裸だ。カットクロスをかけて同じように切っていく。三男の髪は少しクセがあるので、あまり慎重にしなくてもそこそこ決まる。あっという間。よし、風呂へどうぞ。
最後にさっきまで夫と勉強してた次男。次男はうなじの下の方まで髪が生えてて、バランスを取るのがちょいと難しい。鏡を見ながら横の髪の切る量を調節する。夫が横から前髪もっと短いのがいいんちゃうん、とやいのやいの言ってくるけど無視する。昔はソフトモヒカンだったけど長男が前髪長めのスポーツ刈りを好むようになってから、下2人もソフトモヒカンは拒否。兄の真似をしたいお年頃。ここで子ども本人の希望を無視するような愚は絶対に犯さない。それはINFJクオリティ。信頼を勝ち取る行為だ。スキバサミで前髪を気持ちちょっと多めにすく。これで長めでもスッキリ軽くなるでしょ。風呂どうぞ。
切るたびに出る大量の髪の毛は、手でまとめてゴッソリとゴミ箱へ。最初から掃除機にするとつまってしまう。最後にカットクロスをざっと振って髪を落としてジップロックに戻す。周辺をマキタのクリーナーで掃除する。鏡を廊下の棚のいつもの場所に戻して、カットクロス、ハサミを洗面台下へ戻す。バリカンは小さいブラシで毛をはらい、油を差して同じく洗面台下へ収納する。
最後にゆっくりと風呂に入る。排水口の念入り掃除。達成感。よし、さっぱりした!
これ使ってる。家庭用とは全然違う! 替え刃だけで家庭用バリカン買えるくらいの値段だけど、それだけの価値がある。太く硬い髪でもサクサクです。
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