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一個ずつ義実家を片付ける

腐るようなものは、もう冷蔵庫にないと思うと聞いていたけれど。

2つあるうち、消費電力の大きい方の冷蔵庫からやっつけることにした。乾燥エビの粉末が3つの容器に分かれて鎮座しているのがすごく匂う。蓋はあるけど密閉性が全くない。ああ、引き出しに大量にあったあの乾燥エビは、キッチンの片隅にあったミルサーによって粉末にされてこの容器に行くのか。どうやって食べていらしたのか。

もったいない気はするけれど、ちょっと匂いすぎるので処分する。開いてないチーズの箱にまで匂いが染み込んでいる。まだ賞味期限が来ていない黒豆や封も開いていないケチャップ、チーズなどはいただいて帰る。

使いかけのお醤油が4本と封の開いていないお醤油が2本、冷蔵庫に入っていた。残り5mlくらいの2つは流しに捨てて、容器が捨てられるものは処分。とりあえず使いかけのお醤油の古い方は持って帰って使う。

干からびた梨、ジュクジュクな洋梨、レジ袋いっぱいの腐った柿が見つかり、二重にレジ袋に入れて持ってきたゴミ袋に入れる。トレーが赤紫色の何かわからない液体で汚れている。ちょっとだけ片付けるつもりで来て、先に花の萎れたものの処分に思いの外手間がかかってしまって時間が遅い。もうトレーは次回に後回しする。

セルフコーチングの私の理想の中では、もうすでにすみずみまで磨かれたピカピカな家が映像として頭にあるけれども、実際の作業は地味だよね。コツコツと一歩ずつ。

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