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見えない壁、そうそれは停滞期

どこにも旅行できない僕が始めた旅行のために出来ること⑥〜

 体重なんて気にしない!と一度は言ってみたい。どこぞの芸能人がMCに「その美を保つ秘訣を教えてください」と話を振られ「私何にもしてないんです」。という定番の返しにどれだけの人が苛立っただろう。当然僕もその一人で、頼むからソファーの上で毎日ポテチを一袋空けてほしいというネガティブな感情が炸裂する。特にこのようなイノセントな芸能人の言葉が刺さる時期がある。そうそれは「停滞期」。

 ダイエットではなく健康や身体作りのためと大きなことを言っているが、素人が通常自分の変化を目にすることができるのは当然のことながら体重となる。そうです、なんやかんや体重減ってたら嬉しいに決まってんじゃん!ということで最初の5キロは順調だった体重がピタッと動かなくなる。一日目「まあまあ大丈夫、明日には・・・」二日目「ちょっと食べ過ぎなのかな」三日目「減ってるどころか若干増えてるやんけ!」ということでこのまま一週間が過ぎていく・・・そして僕は再び知識の泉Google大先生の沼にハマっていくのである。ネットラビリンスに再び沼ること間違いなしであるが、このあせり、この焦燥感、この脱力感から抜け出したい感情は何者にも勝る、それが地獄の停滞期。

 膨大なネットサーフィンに時間を費やした結果は至極単純であった。その答えは・・・「時間が解決してくれる」である。おいおいである。しかしながら人間の身体は急激な体重変化に対し、防衛機能が働くらしくそれをストップする機能のスイッチが入るということらしい。従ってそのスイッチを再びオフにするためにはいくつかの方法があるということだった。一つ目は最長で2ヶ月ぐらい、最短で二週間ほどで自然に再び体重が下降するのをじっと待つという方法。二つ目は爆食いする方法であった。考える事もなく二つ目!と言いたいところではあるが、これに失敗したらただただ太るという考えたくもない結果が待ち受ける。これは正直怖い。これまでの積み重ねが無に帰すことになってしまっては元も子もない。ということでとりあえず二週間様子見を始めることにした。
 
 アッという間に二週間がたった。うん、一グラムも減らない。「さあ爆食だ」ということなのだが、正直何を食べるべきなのか、また、どの程度食べるべきなのか、さらに本当に爆食して大丈夫なのかという様々な懸案事項が頭の中を駆け巡る。もちろん食べれることはこの上なく嬉しいし、なんなら妄想だけでよだれが止まらない。ちなみにこの身体作りが始まって以来3か月、こんなに待ち遠しい日は初めてだ。

読んでくれた人へ
 今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)


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