子供のお悩み相談はお休み前とおはよう直後
1.朝と夜はお悩み相談タイム
私「おはよう!そろそろ起きなよ。」
息子「お母さん、今日は学校に行きたくない気持ちでいっぱいだよ。」
私「え。なんで?(あぁ、また始まった)」
息子「だってさ、○○君が僕のこと煽ってくるんだよ。」
私「煽ってくるってどういう風に?(煽るの意味わかってる?)」
息子「どういう風にって言われても・・・。」
私「説明してくれなくちゃ、お母さんには伝わらないよ。」
よくある我が家の朝の一コマ。
この時点で既に親子共々テンションは下がっています。
私は心の中で、
「朝の忙しい時間帯にグズグズ言うのやめて欲しいわ。」
と思っていますが、口に出すことは御法度です。
2.ベッドの中の脳はデフォルトモードネットワーク中
「デフォルトモードネットワーク」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
人間は寝る前や寝起き、ぼーっとしている時などに脳がさまざまな情報を自動で整理してくれるモードが働いているそうです。
日中の活動している時間帯は、目や耳から多くの情報が入ってきます。
そして目の前のやるべきことに集中している為、デフォルトモードネットワークは働きません。
その為、寝る前と寝起きの時間帯は普段は意識していないか、忘れているような悩み事が大きくクローズアップされるのです。
私にも心当たりがあります。
いざ寝ようとすると、頭の中に嫌なことや過去のトラウマが浮かんできて
「あーーー!もう!!眠たいのになんで嫌なこと考えちゃうの!」
となったり、朝アラームが鳴った直後まだベッドで横になっている時に、
「そうだ・・・今日はこれとこれをやらなきゃいけない。めんどくさいなぁ。寝てる間に小人さんが全部やっといてくれないかな・・・。」
などとファンタジーなことを考えていたり。
きっと子供も同じなのでしょう。
我が家の過保護のかほ男くん(小4)も、寝る前と寝起きにお悩み相談をしてくることが多いです。
本音を言えば、もっと時間に余裕のある昼間に相談してほしいのですが、その時は動画やゲームに夢中で忘れているようです。
3.大難を小難にするには、まず最後まで話を聞くこと
ここで対応を間違えると、さらにぐずぐずタイムが長引き、こちらもイライラ、子供も更に学校に行く気がなくなってしまいます。
最善策は、
「とにかく話を最後までよく聞くこと」
これに尽きます。
朝は特に時間との戦いですし、本当なら話を早めに切り上げてさっさと朝ごはんを食べて学校に行って欲しいところです。
でも、ここはグッと堪えて話をよく聞いてあげましょう。
出来るだけ話の腰を折らずに、子供が話しやすいペースで答えやすい質問を交えながら。
私「どんな時に嫌な気持ちになるの?休み時間?授業中?」
息子「うーん、休み時間かな?」
私「どんな話をしてる時に嫌なこと言われるの?」
息子「僕は何も悪いことしていないのに馬鹿にしてきたりするんだよ。」
私「そっか。そりゃ嫌だよね。でも何も悪いことしてないんだったら、かほ男が改善出来ることはないよね。」
「それなら、問題は相手の○○くんの心の中にあるんじゃない?
もしかしたら、家で嫌なことがあったとか、他の友達と喧嘩しちゃったとか。」
息子「そう言えば、○○くん最近ちょっと元気ないような気がするよ。」
私「そうなんだ。もしかしたら何か他に嫌なことがあって、無意識のうちにかほ男に嫌なことを言うことで、自分のストレスを解消してるのかもしれないね。いわゆる八つ当たりってやつだよ。」
息子「え、八つ当たりなの?」
私「本当にそうかはわからないけど、こちらに原因がないのに絡まれるなら、なるべく近寄らないのが一番の解決策だよね。
休み時間は、なるべく遠くで遊ぶなり他の友達と遊ぶなりして、絡まれるタイミングをなくせば良いんじゃないかな?」
息子「わかった、やってみる!」
私「(心の中で)よっしゃ!今回は解決したぞ!さぁさぁ、さっさと朝ごはんをお食べ。とっとと着替えて学校へ行ってらっしゃーーーーーい!!」
と、まぁこんなにすんなり行く時ばかりではありませんが、とにかく話を聞くことで大抵の悩みは解決している様です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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