![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/152460486/rectangle_large_type_2_23ba73079aabbacc2f82b7564d7628ae.png?width=1200)
【心が安定してる人用】必要必然論で読み解く体の不調の原因🤔
こんにちは!
夏休みもあと2日!
いろいろとアップデータできた時間でした。
普段は授業準備等で時間がなく、自分に向き合って自己投資する時間をなかなか取れていませんでした。
夏休みという時間を頂いて、改めて自己投資の重要性に気付けたので、2学期は時間を捻出したいです!💪
さて、今日も記憶を失った自分に向けて書きたいと思います。
ただ、今日の内容は心が安定している人向けの考え方で、ストイック過ぎると感じる人もいます。
お気をつけください。
自分には厳しくいくので容赦しません笑
今回の考え方は、「必要必然論」とでも名付けます。
もしかしたら、既にちゃんとした名前がついているかも。。。
何かが起こる理由や結果について、すべてが「必要」かつ「必然」であると考える哲学的な立場をとります。
ってそんな言い方されてもナンノコッチャですよね😂
私の例を使って説明します。
私は右利きなのですが、右手の指先が超乾燥する体質です。
指全部の皮がめくれたこともありますし、皿洗いもしないのに全指パックリ割れも起きます。
想像したら気持ち悪いでしょ?笑
痛みもありますし、何より触ったものに血がつくのが厄介です。
ひどいときはテーピングをして過ごしていました。
現在は毎日ステロイドを塗って、ちょっと落ち着いています。
しかし、ステロイドの中でもとても強い、マイザーぐらいしか効きません。
皮膚科に行っても、超乾燥肌ですね、としか言われません。
なんなんだこれは!!
私が何をしたっていうんだ!!
って思っていました。
早く治れーーー!
って思っていました。(今も思っています)
あるときふと思いました。
どうして右手だけなんだろう?🤔
右利きだから、左手が乾燥するなら生活しやすいのに、、、
右手だけが乾燥する理由があるんじゃないか?
生活でよく使う、というありふれた理由ではなく、もっと根本的な見落としがあるのでは?
そう思うようになりました。
そして、アドラー心理学に触れ、一つの仮説が生まれました。
それは、「右手が乾燥して使いにくいのは、自分がそれを求めているからだ」というものです。
いやいや、どこの世界に右手が乾燥しますようにって願うやつがいるんだ!
あまりにも変態過ぎる、という声が聞こえてきます😂
でもこれ、実際に心の声とは別に、体に現れた本音だと思うんです。
〈前回の記事で、本音と欲望の違い、について書いたので興味があれば!〉
口では早く治ってほしい、と言いながら体はその症状を求めているんです。
だからいつまでも治らずに体にいるんです。
じゃあ、1000歩譲って体が症状を求めているとして、どうしてそんなものを求めないといけないの?
それは、必要だからです。言い訳をするために。
私の手の症状は先天的なものではありませんでした。
高校で部活動に取り組んでから始まりました。
バドミントン部に所属していたのですが、高校はじめの私はとても下手で、部内でも下から2番目の雑魚でした。
それでも負けず嫌いの性格が良い方向に傾き、生まれて初めて努力をしました。
それまでなんだかんだでうまく進んできてしまった私にとって、かけがえのない経験でした。
「努力」は言葉では知っていても、理解はできていなかったことに気付かされます。
努力するということを理解して以降は、大学受験も試験も簡単でした。
一方で、部活では力をつけてランキングをどんどん上げましたが、それでも勝てない壁がありました。
こんなに練習しているのに勝てない!
毎日限界まで追い込んでいるのに進めない!
それは自分が弱いからだ、全て自分のせいだ。
負けず嫌いでプライドが高い私にとって、(めんどくさい笑)
まっすぐに受け入れる力がありませんでした。
何かのせいにしようと言い訳を探します。
ところが自分の外側には見つかりません。相手も条件は同じだからです。
ではどうするか?
自分の内側に作り出すのです。
なんか今日は気分が乗らなかったからなー。
朝食べすぎたらなー。
昨日寝るのが遅かったからなー。
みなさんはそんな経験ありませんか?(私のほうがあります笑)
そうして言い訳を探すのがエスカレートしていくと、「言い訳したい」という本音に体が反応し出します。
私はラケットを右手に持つので、わかりやすく右手に症状が出始めます。
自分が作り出した超乾燥です。
パックリ割れのままラケットを振ることになります。
もちろん痛いです。
けれど、それ以上にうまくいかなかったときに言い訳に使える、というメリットのほうが大きいです。
私は誰よりもこの超乾燥を恨みながら、誰よりもこの超乾燥に助けられてきました。
自分で言っていてとても恥ずかしくなりますが、症状は必要だから生み出されたのです。だからこそ症状が残り続けるのは必然なのです。
繰り返しになりますが、これが「必要必然論」です。
何かが起こる理由や結果について、すべてが「必要」かつ「必然」であると考える哲学的な立場をとるんです。
この考え方の良いところは、汎用性がある点と、責任などの矢印が自分に向く点です。
悪いところは冒頭にあるように、心が不安定な人が聞くとより自分を責めることになって危険という点です。
だからこそ、なかなか面と向かって人には言えません。
裏を返せば、人は自分に言ってくれないのです。
だからこそ、自分の中では持っておく必要があると考えます。
あなたが体に出る症状で、悩まされていることはありますか?
アトピー、蕁麻疹、乾燥、にきび、あせも、、、、
そのどれもが自分にとって必要だと考えてみてください。
(ここまで読んでくれている人なら大丈夫だと思って言っています。)
私の友人に、背中のアトピーに悩まされている人がいます。
その友人は自己肯定感が低く、恋人がいたことがないなど、劣等感を持っています。
もちろん直接言うことはありませんが、おそらくうまくいかない自分に言い訳をするための逃げ場として、アトピーがあるのではないかと思います。
私の右手のように、自らが必要とする限りは体に居続けるでしょう。
症状に対して対処療法を行ったところで、大して意味はありません。
根本が残っているのに葉や茎だけを抜いても雑草は生えてきます。
成長点から潰す必要があるのです。
その成長点は、自分の心の弱さです。
何を隠そう、この私自身がまだ手を治せていません。
まだまだ心が弱くて、潜在意識が症状を必要としているからです。
言い訳が必要なく、自身でうまくいかないことを受け入れられるようになれば、きっと症状はなくなります。
だって必要ないんですから。
けれど逆を言えば、症状があるからこそ、自分の心の成長を捉えやすくなるとも言えます。
成長するだけ、必要なくなった症状は緩和されていきます。
まるでナルトの螺旋丸修行のときのようです。(伝われ)🏐
さて、長々と書いてきましたが、結局のところ、自分の体に現れる症状って、もしかしたら自分が無意識に求めているものかもしれないって話でした。
これはなかなか受け入れにくい考え方かもしれませんが、一度そういう視点で自分を見つめ直すのもアリかも!
もし、あなたが今抱えている体の不調があるなら、それは単に「厄介なもの」として捉えるだけじゃなくて、「自分が何かを訴えようとしているサイン」だと考えてみてはどうでしょう?
もちろん、これは一つの考え方に過ぎません。
それでも、ちょっとでも楽になれるなら試してみる価値はあるんじゃないでしょうか。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
今後も自分に厳しくいきます!!🤞