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【詩】きれいなこころってなに?


         「きれいなこころってなに?」


君が そう聞くから

しばらく考えてみます


きれいなこころとは...


憎しみも妬みも無い

純粋なこころのことかな?


それとも


すべてを信じる

穢れのないこころのことかな?


あぁ


簡単そうで 難解なこの質問の

答えはどこにあるのでしょうか?


迷走する思案の中


息継ぎに苦しみながら

探り出したのは.....


黒く澄み渡った光に満ちた

君の瞳でした


あぁ

それこそ答えなのですね


真っ直ぐに愛を信じ

生きようとする

強い生命の炎の燃え盛る


その魂こそが

きれいなこころなんだね







あっという間に週末ですね。

松尾芭蕉さんの
奥の細道の序文にある

『月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。』

月日の流れを感じる度に
ふっと、頭をよぎります。

 今回ご紹介させて頂いた
自作詩のタイトル

『きれいなこころってなに?』

これは、息子が幼稚園ぐらいの頃
私を見上げながらしてきた質問で
私は、慌てて息子の目線までしゃがんで
この質問について考えた思い出を
詩として綴ったものです。

 今では、息子の目線の方が
私より上となりました。

人生は旅の連続。

もう戻らない時間も
これからやってくる時間も

彼なりのペースで
歩いていって欲しいと
切に願いながら…

自分の過ぎ去った時間を
静かに振り返ってみたり…。


お読みくださり
ありがとうございました。


皆さま、
穏やかな週末をお過ごし下さい。






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