見出し画像

【詩】除夜の鐘

今年も過ぎてゆく


除夜の鐘が百八つ

鳴り止んだら


新しい年が始まる


変わらない日々に

感じているけれど



鏡に映る自分は

年々変わってゆく



早く大人になりたいと

願った幼い私


あの人の声を聴いて

胸がきゅっとなって

それが恋だと知った私


守るべきものを

この手で愛でながら

淡々と日々をこなす私


この人生を振り返り

静かに こたつで

みかんを食べている私


いつの私も

鏡の中にいる


静かに生きている


新しい年も

また こうやって

歩いてゆくのでしょう


それが 私なのだから





《今日のひと言》

クリスマスも終わると
街の空気も一変に
新しい年を迎える空気に変わって
 それと同時に、自分の周りも
慌ただしい空気に変わってゆきます。

そして、その慌ただしさは
除夜の鐘がなり始めるまで続いて

除夜の鐘がなり始めたら
年末年始の慌ただしさが
 ほっとひと息。

 忙しさから解放されて
こたつで、のんびりと、
テレビから流れてくる
除夜の鐘の音を聴いています。

毎年、同じようで
少しづつ変わってゆく
自分の人生を振り返りながら…
今年も除夜の鐘を
静かに聴きたいと思います。

 皆さま✨今年も温かい気持ちで
私の詩やエッセイをお読み下さり
ありがとうございました😊🙏

お正月明けくらいまでnoteを
おやすみします。

来年も、ゆっくりマイペース更新となりますが、ゆるっとよろしくお願いいたします🙇‍♀️

それでは…

皆さま✨
穏やかで✨
素敵な年をお迎えくださいね🎍




YouTube


stand .fm

この詩の朗読をしています。

 お寛ぎのひと時に
 おやすみ前のリラックスタイムに

ほっとひと息

ゆるっとお聴き頂ければ
幸いです😊🍀☕𓂃🫧‪

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集