「私は異動するけど、誰か使うかもしれないから置いて置くね。」は優しさ?
小学校の先生で、2児の父、雄剛です。
今日は、始業式前最後の出勤日。今ある程度、クラスの準備、教室の準備が終わり、学年に割り当てられている空き教室の点検をしました。
な、なんだ、この汚さは…
乱雑に置いてある紙、用具、教材、中に何が入っているか分からない段ボール…。まだ使えそうなかごや本立てなども…。
もしかして誰かの私物で、それを捨てたら大変と思い、3月まで使っていた先生に聞いてみると…
「それは異動した◯◯先生のだよ。『誰か使うかもしれないから置いていくね!』って置いていったよ。」
………それは優しさ?
………誰も使わず、埃をかぶっていますが…
………それを片付けるために、始業式前のこの時期に、2時間使っていますが…
これは、だめですよね?気持ちはわかります。異動する時って、必ず「持っていくほどではないんだけど…」というものが出ますよね。でも、その程度のものは、結局置いていかれた人にとってもその程度のもの…。置いていったところで誰も使いません。処分するという判断を、人に押し付けているのと一緒!自分のものは、自分で完結しましょう。
それから、教室や靴箱も次の人が気持ちよく使えるようにきちんと掃除して引き渡したいですね。子どもたちにも教えます。
「使う前よりきれいにして、次の人に渡そうね。優しさのバトンだよ。」
すみません、愚痴でした…。