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1日のモチベーションを左右する闘い!

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

私は、1日を気持ちよく始めるために、瞑想とストレッチ、軽いトレーニング、読書をしています。これがルーティンにして、心と体がいつも安定した状態をキープできるように努めています。

しかし、私にとってせっかくの朝活を台無しにする大きな敵がいます。それは、テレビの占いです!

朝の占いって、勝手に心の中に土足で入ってきますよね?

すみません…。小さい人間だということがバレてしまうかもしれないのですが、私は占いを気にしてしまうんです…。よく朝のテレビで星座占いのランキングをやっていますよね。結果がよければいい気分、ただ結果が最下位…なんてなってしまった日には、せっかくの朝活は台無し。モチベーションがすごく下がります…。だから、基本は見ないようにします。なのに、子どもたちがわざわざそのチャンネルに合わせて…。見たくなかったのに…あぁ…。

わざわざ悪い結果を見せる必要はあるのかな?

これがランキング上位だけを見せるなら、話は分かるんです。知るのは、ランキング上位の人だけ。ランキング上位に入っている人は嬉しいし、そうでない人も中間か下位かが分からないので、「まあ、それなりなんだろうなぁ…」ということで、傷つく人がいないですよね。

でも、テレビではきっちり最下位までお知らせしてくれる…。下のランキングにいけばいくほど、がっかり…。わざわざ見せる必要があるんでしょうか?

「ねぇねぇ、〇〇さんが、あなたの悪口言ってたよ!」

学校のトラブルのあるあるですよね。言わなければ知らないで済む悪口を、わざわざ本人に伝える…。あれって、優しさのようで、全然優しくないですよね。本当の優しさなら、わざわざ伝えず、心の中で留めておいてくれればいい!わざわざ知らなくてもいい嫌なことを知らせて、嫌な気持ちにさせる。このケースも、占いも一緒だなと思います。

一学期終業式である校長先生が子どもたちに話した言葉…

「今日は終業式。今日が一番ワクワク、ドキドキするよね。一番楽しい日!でも、ここから1日1日と減っていくんだよ。だから…。」

それ、わざわざ言う必要ある?1日1日を大切に過ごそうというメッセージにしようという意図はわかるけど、その前段階はモチベーションを高めることに繋がるのかな?

先生はモチベーションを高めるプロでありたい!

モチベーションを高く保つために、

「伝えるべきこと」

がありますよね。伝えることでモチベーションが上がる偉人の話、経験談、事実、データなど。これにはけっこう力を入れている方も多いのではないでしょうか?

でも、一方で忘れがちなのは

「伝えない方がいいこと」

何気なく伝えてしまうことで、気付かずにモチベーションを下げてしまうことも…。

子どもたちのモチベーションを高く保つために、「伝えるべきこと」と「伝えない方がいいこと」の区別を意識したいですね。


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