「1日1日の密度をどれだけ高められるかが課題!」
小学校の先生で、2児の父、雄剛です。
これは、先日朝の情報番組を見ている時に竹内涼真さんがインタビューで語っていた言葉です。これっていろんな面ですごく大事な視点だなと思ったんです。
①授業の密度を高める!
授業の密度って、先生の力量によって大きく変わりますよね。
例えば、体育のキックベースの授業。
・キックベースをとりあえずやらせて終わりの授業
・ポイントを確認する授業
・ポイントを確認して、できるようになる手立てがある授業
・子どもたち自身が学び合える授業
・子どもたち自身で学び合い、作戦を考えて臨む授業
・ルールがよく分からずケンカばかりの授業…
いろんな密度の授業があります。これが1日5〜6時間。1週間で約30時間。年間約1,000時間。担任の力量によって、年間で付く差は歴然…。やっぱり、授業の密度、質を高めることは、先生にとって最も大切な仕事の1つですよね。
②仕事の密度を高める!
昔、キングコングの西野亮廣さんが働き方について話していた言葉がとても印象に残っています。
年齢によって、体力・気力は落ちていくことは明白。若い頃は体力・気力に任せてガンガン働くことはできても、それをずっと続けることはできない。それはもう分かりきっているんだから、短い時間で、若い頃と同じか、それ以上の結果が出せる働き方にシフトしていかなくてはいけない。
年齢を重ねるほど、やるべきこと、そしてあえてやらないことを明確にする。やるべきことは、密度を高め、短時間で大きな成果が出せるような働き方にしていく。四十代の私には、今とても必要な視点だなと思います。
③余白を楽しむ!
密度を高めるからといって、効率よく全ての時間を活用し、余白を全て排除するわけではありません。だって、余白にこそ、人生の楽しみがあるから。『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才(今井孝)』という本がありましたね。仕事の密度を高めることで時間を有効活用し、それによって生み出される余白の時間で家族とゆったりした時間を過ごしたり、趣味に没頭したり、あえてボーッとしたり。
お金の使い方でもこんな話がありますね。
「浪費」が悪いわけではない。人生を豊かにするための浪費と自覚しているのであれば…。
時間も、お金も考え方は一緒なんでしょうね。
1日1日の密度をどれだけ高められるか…?
自分の人生をデザインする上で、とても重要な視点ですね。