今どきの問題…みまもりGPS
小学校の先生で、2児の父、雄剛です。
今年度、久しぶりに低学年を担任することになり、びっくりしたことがありました。
「みまもりGPS」問題!
最近、低学年をもっている先生方はご存知と思いますが、ここ数年で「みまもりGPS」が登場しました。
「みまもりGPS」とは、ランドセルや身に付けることで、GPS機能により、子どもの居場所がわかるというもの。しかも、トーク機能というものが付いているそうで、声を録音してそれを送りあえるそうです。簡単にいうと、留守電のイメージですね。場合によっては、メッセージを文字としてやり取りすることも可能だそうです。
これって、保護者としては、安心ですよね。何かあったときには子どもを守るための重要な役割を果たしてくれる!しかもキッズ携帯を学校に持たせるのはちょっと…でも、「みまもりGPS」なら、電話ではないし、比較的もたせやすい。
今の時代背景もあり、持っている子は増えているようです。
でも、問題も…
問題は使い方。正しく使えば子どもたちを守る大きな武器になります。一方で、校内で保護者とやり取りするために使ってしまう低学年の子もいるようです。保護者も心配で学校内にいる時にやり取りしてしまうとでも親離れ、子離れできなくなってしまいますよね。
これって、キッズ携帯をもち始めた時にも同じようなことがあって、対応に追われた記憶がありますよね。
その時代によって、新しい問題がいろいろと出てくるものだなぁとつくづく思いました…。
ちなみに、最近いろんな学校で「ツイタもん」という、学校に入ったか、下校したかどうかを知らせてくれるシステムを導入しているところがありますよね。あれだと、学校から出たときの位置情報までは分からないから心配があるのかな…?
どちらにせよ、昔には考えられないような問題がいろいろと出てくるものですね…。