学級経営には、やっぱり担任としての覚悟が必要!
小学校の先生で、2児の父、雄剛です。
つい最近まで、お隣のクラスの先生が体調不良でドクターストップ…。少し長めのお休みをしていました。お隣のクラスは、今学級経営的にも大変な状況…。幸い、お休みしている先生はメンタルをやられたわけではなかったのが救いでした。
「さあ、このお休み中にできることはなんだろう?お休みしている先生の辛い状況を、この間になんとか少しでも改善できれば…。」
そんな想いは、おそらく補欠に入ってくださった担任外の先生方も一緒だったのではないかと思います。
でも、結果は…。大変なクラスとお付き合いして終わりでした…。
担任外の先生方は、どの方もこれまで酸いも甘いも噛みしめてきた力のある先生方ばかり。私も、クラスに入りました。でも、正直に言えば歯が立たなかった…。
学級経営には、やっぱり担任としての覚悟が必要!
代わりに入ってくださった担任外の先生の一言。「担任の先生とどういうルールで、どこまで許されて、どこから許されないのか、その辺のさじ加減がわからなくてね…。」
これまで一学期の間、担任と子どもたちで積み重ねてきたものがある。そこへの配慮が伝わってくる一言です。ただ、裏をかえせば他人のクラスを、一歩引いた立場で見ている様子が伝わってきます。しかも、担任外の先生はいろんな仕事を抱えながら、入れ替わり、立ち替わり入らざるをえない。すごく苦悩が伝わってきました。やはり、この気持ちとスタンスでは、クラスを大胆に変えることは実質的にできないですよね。
長いスパンを意識して、勇気をもって切る選択も必要!
クラスの苦しい状況を変えるには、やはり「自分が責任をもってやり切るしかない!」という覚悟が必要ですよね。
そして、その覚悟の下、長いスパンで物事を見る必要があります。大変なクラスこそ、一気に変えるのは難しい。長いスパンで考え、本当に手のかかる子は後回しと覚悟を決める。そして、きちんと頑張れそうで、できない子から少しずつ頑張れる子を増やしていく。そうやって、時間をかけて少しずつ取り組んでいくしかないですよね。
私もクラスに入りましたが、やはり1時間、授業を成り立たせるので精一杯…。
クラスの大変な状況は思った以上…。これは、本当に覚悟をもって、腰を据えて取り組まなければどうにもならない。そんなことを思い知らされる1時間でした。
やはり、担任にしかできないことがある!
学年の先生や担任外にできることには限りがある。やはり、相談に乗り、伝授できるものは伝授して、支えるしかないんだな…。そう考えると、本当に無力ですね。でも、担任として、なんとか乗り越えられるようにできる限りのサポートをするしかない…。
やっぱり、学級経営には担任としての覚悟が必要なんだなと考えさせられる出来事でした。ただ、特に若年層の先生方の中には、担任なのにその覚悟をもてずに苦しい学級経営になってしまうケースも…。これについては、学年で話したり、経験のある先生方が背中を見せていかないといけない部分ですね。
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