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美味しいか、すごく美味しいか
小学校の先生で、2児の父、雄剛です。
私の下の娘は食べることが大好き。そして、料理を作ることも大好きです。将来の夢は、みんなを笑顔するごはんやさんになること!
そんな娘ですが、食べることが大好きだから、何を作っても美味しそうに食べるんですよね。
「今日、初めて作ったんだけど味はどう?」
「とっても美味しいよ!」
「今日、なんか味がない気がするんだけどどう?」
「うん、美味しいよ!」
「美味しいか、とても美味しいか」
彼女には、この2択しかありません。これ、実は私もなんです。何を食べても「美味しいか、とても美味しいか」の2択。
基本的に、ちゃんと食べられるものであれば、「美味しくない」という選択肢はないんですよね。
これって、すごく幸せなことだなと思うんです。だって、どちらを選んでも幸せな選択肢しかない!だって、どちらも美味しいから。
「〜〜ない」という否定の選択肢を作らない!
例えば、筋トレ業界では有名な言葉があります。
今日はトレーニングしたくないなぁ…。なんか気持ちが乗らないんだよなぁ…。
そんな時、
「やるか、やらないか」
この選択肢だと、「やらない」選択肢が生まれてきますよね。
「やるか、徹底的にやるか」
これだと、どちらにしても「やらない」という選択肢はありません。だからとりあえず、「やる」しかないんですよね。人間って面白いもので、やる気はなくても、やり始めるとなぜか乗ってきちゃうんですよね。
これは人間関係にも使えます。
「好きか、嫌いか」
この2択、ありますよね。この2択にしてしまうと、どうしても好きの反対は「嫌い」になってしまいます。
「好きか、大好きか」
これが理想ですが、そうは簡単に行きませんよね。だから、せめて
「好きか、ちょっとだけ好きか」
「魅力的か、魅力が少なめか」
これでもだいぶ違いますよね。「嫌い」だと完全拒否ですが、「魅力が少なめ」だといいところに少なくても目がいっていますから。
100点満点中、何点かな?
これもけっこう使えます。
「この料理の美味しさは100点満点中、何点かな?」
こう考えると、どうでしょう?なかなか0点はつけないですよね。低くてもせめて30点、40点というところでしょうか?
「美味しいか、美味しくないか」の2択にしてしまうと、100点か0点かの2択になってしまいがちですが、点数化するとその間に幅が出てきて、
「ここは良かったけど、全体には厳しいから40点かな?」
いいところにも目を向けられますよね。
当たり前にやっている「〇か、☓か」の2択を見直してみる!
これをするだけで、ちょっとものの見方が変わります!ぜひ試してみてはいかがでしょうか?