マガジンのカバー画像

キモチの本棚

84
日常を包み隠さず純粋に。感じたことを書き続けています。
運営しているクリエイター

#仕事

あの頃の暗記力に想いを馳せて

大人になって暗記が苦手になった。 私が暗記が得意だったのは高校生の頃がピークだ。 朝起きたらすぐ! 夜は寝る直前に! 気合を入れて暗記時間を作っていた。 どんなに眠くても疲れていても3年間も継続ができた。 この暗記力だけで、私は親が喜ぶような優等生にもなれた。 今はどうだろう? まず、机に向かうまでの腰が重い…。 せっかく買ったリモート用デスクも化粧台となっている今、泣いていることだろう。 腰が重い問題は、暗記以前の問題だが…。 いざ覚えようとしてもどうし

28歳、仕事と恋愛 矛盾のおはなし。

「仕事も恋愛もどっちも手に入れることはできる!」 社会人1年目、会社の大先輩から言われたのをよく思い出します。 テレビ番組制作6年。 スカイツリーの1番高い場所にはカメラを持って登りました。 憧れていたあのテレビ局の廊下もたくさん歩きました。 憧れていたディレクターも経験できました。 これから先こんな濃すぎる6年はきっとありません。 忙しくても魅力的な仕事でした。 ただ私には「仕事も恋愛も手に入れる」ことは難しかったのです。 仕事もしたいし恋愛も充実させたい「矛盾」。

28歳。苦手を克服する勇気。

苦手なものは避けて通る。 他の人にお任せする。 長所を伸ばせばそれでいい。 自分の身の丈に合った場所で過ごす。 燃え尽き症候群の尾を引いている最中、 ある日そんなことを許されない状況に 置かれるときがきた。 仕事で大切なお客様に対する対応や 会社の信頼に関わる立場になったとき、 自分の苦手がそこにあることが 明らかになった。 次々に出てくるお客様からの質問と スケジュール調整の数々。 自分の経験と知識不足によって的確な 解答ができない。 私の対応はお客様へ懸念を持た

28歳。アドレナリンが出ること。

私はいつも淡々としている。ようだ。 それは個性だと思っているが、 ある一定を超えるとアドレナリンが出て 感情にも話し方にも抑揚が出てくる。 多分この少しの差は自分にしかわからない。 アドレナリンが出るとき、 それは時間に追い込まれたときだ。 きっと人は追い込まれたら焦りを感じる。 しかし、私はそれと同時に テンションが上がり今こそ楽しむべき! という泥くさいマインドが働くのだ。 これ以上下がることはないぞ!と、 振り切ってしまっているある意味諦観の状態。 自分で

28歳。わたしのパワーワード。

向いている、向いていない、ではなく やりたいか、やりたくないか。 私の判断基準だ。 どんなにできなくて辛い仕事があっても やりたいと思えているなら向いている。 だからよく「私に向いてない、、、。」と 悩んでいる人がいるけれどそんなことはない。 そんなパワーワードを持つ私が 初めて「やりたくない」と思ったことがある。 それは、チームリーダーだ。 みんなをまとめ声がけをする。 割とそんな立場をやってきた。 しかし、記憶の中では 堂々とこなせたことは一度もない。 自分

29歳。私がタフに見えるワケ。

事実、私はタフだ。 短い睡眠時間でも、仕事があれば徹夜もなんのその。 もしくは1時間ほど寝て、陽が昇る前から働くこともできる。 つい数日前には、 「顔色も変えず仕事ができるってタフですよね!?」 なんても言われた。 周囲へ認められるほどのタフさを私は持っている。らしい。 いや、実はあることをした結果がそう見えているだけなのだ。 私は、別にタフさをアピールしたいワケではない。 そのあることとは 「理想の自分」への「乖離」を埋めようと必死になる。 私には常に「理想の自分